S.W.A.T 闇の標的


 2020.4.15      どのような状況でも最善手を選ぶ【S.W.A.T 闇の標的】

                     
S.W.A.T.闇の標的
評価:3

■ヒトコト感想
高い能力を持つSWATのポールは、デトロイト市警の特殊部隊を鍛える任務につく。このポールが実践的な能力をいかんなく発揮し、部下たちを厳しく統制している。命令に従わない者は排除する。力を過信する部下に対しては勝負を挑み、勝ちにこだわる行動にでる。当然ながら口だけでなく能力も圧倒的に高い。

SWATとしての任務では人質をとる立てこもり犯に対して、即座に行動し犯人を確保するのだが…。なぜか人質に自殺されてしまう。犯人であるウォルターがその後、ポールに関わってくることになる。。ウォルターの圧倒的な奇妙さがポイントだろう。執拗にポールを付け狙う男。ポールの一番大事なものを破壊しようとする異常者だ。

■ストーリー
L.A.のSWAT部隊を率いるポールは、人並み外れた高い能力を買われ、デトロイト市警の特殊部隊に実践スキルをたたき込む任務についた。着任早々、銃をふりかざした人質立てこもり事件が発生。現場でウォルターという男を取り押さえるも、救出された女性ローズは自殺してしまう。

その後、事件を起こしたのはローズで、ウォルターは人質だったと判明。釈放されたウォルターは愛する女性の死はSWATのせいだと逆恨みし、ポールをターゲットにした巧みな脅しを開始する。それは、緊迫した闘いの幕開けにすぎなかった──!!

■感想
SWATのシリーズとしてはいくつかあるが、本作は独立した作品だ。SWATの教官としてデトロイト市警にやってきたポール。部下を鍛え上げ、SWATとしての心構えを問う。どのような状況であれ、最善手を打たなければならない。

ポールの徹底した考え方は、部下の一部から反感を買うが、それすらも実力で黙らせてしまう。ポールはゲーセンのパンチングマシンで部下に勝負を挑む。部下はまじめにパンチしてよい記録を出すのだが…。ポールは拳銃を使って勢いをつけてパンチ力を上げて勝利している。どんな手を使っても結果をだす方針だ。

ポールは部下とともに人質をとって立てこもる犯人の元へ向かう。そこでは女性を人質にとったウォルターの姿があった。ポールたちはいち早くウォルターを確保したのだが…。人質の女は暴走して拳銃で頭を撃ち抜いてしまう。

ショッキングな終わりを迎えた立てこもり事件だが、ウォルターは嫌疑不十分として釈放されてしまう。そこから物語のメインはスタートする。ウォルターはポールに激しい恨みをもち、ポールの妨害をする。そして、ポールを殺害しようと企てるのだが…。

ポールは上司の反発がありながらも外部から気心しれた優秀な部下を呼び寄せる。戦力がパワーアップしたチームはそのまま特殊部隊の活動を続けるのだが…。ここでもウォルターの妨害が入り、ポールの恋人が誘拐されてしまう。さらには、ポールのチームも次々とウォルターの魔の手にかかってしまう。

射撃の名手がいても、ウォルターの巧みな罠にかかってやられてしまう。最後には優秀な部下も囚われの身となる。チームメンバーと恋人を助けることができるのはポールだけ。ラストではポールが孤軍奮闘している。

ポールのキャラクターは好感がもてる。



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