世界侵略:ロサンゼルス決戦


 2015.7.4      ロスが一面焼け野原 【世界侵略:ロサンゼルス決戦】

                     


■ヒトコト感想

正体不明の地球外生命体からロサンゼルスが襲われる。この手の宇宙人による地球侵略モノは、最近で言えば「バトル・シップ」を見たばかりだ。本作は地上戦、バトル・シップは艦隊戦という違いはあるが、どちらも映像のインパクトはすさまじい。本作では、地上戦ということで兵士たちの泥臭い戦いが描かれている。宇宙人たちの最新鋭の武器の数々に翻弄されつつも、兵士たちは昔ながらの地上戦をするしかない。

どれだけ技術が発達しようとも、地上戦となると兵士たちの頑張りがすべてだ。宇宙人との攻防戦では兵士たちの上司部下の関係によるドラマがある。が、そんなことは関係なく、強烈な映像の数々で見る人を圧倒するのが目的なのだろう。

■ストーリー

大量の流星群と思われる未知の物体が世界中に降り注ぎ、正体不明の何者かが海岸に出現、猛攻撃を受け各都市が崩壊する中、ロサンゼルスも瞬く間に壊滅寸前に追い込まれる。だが逃げ遅れた3人の子供を含む民間人5人がロス西警察署に取り残されていた。

救出のため駆り出されたのは、マルチネス少尉以下、退役間際のナンツ軍曹、過去ナンツの指揮下で兄を失ったロケット伍長、結婚式目前だったハリス伍長ら、10人からなる海兵隊2-5小隊。人類が初めて遭遇する攻防戦は、目に見えない敵との接近戦だった。廃墟となった街、視界を遮る砂塵、一人、また一人と激しい市街戦で仲間を失い、退路も失う中、果たして彼らは、そして人類は生き残れるのか―!?。

■感想
宇宙人が地球に攻め入る。地球にはないテクノロジーで強力な武器を装備した宇宙人たちが地球人を皆殺しにする。この手の定番として、自己犠牲の精神を強烈にアピールする部分がある。兵士たちは仲間を助けるため、地球を守るために危険な任務にあたる。

そして、敵に大打撃を与えるのだが、兵士は死ぬ。これで敵を倒せたかと思いきや、さらなる危機的状況が待っている。主人公キャラとそれに準ずるキャラクター以外は、やられるために存在するような感じだ。

兵士たちの泥臭い戦いは、時代が変化しようとも変わらない。銃で宇宙人を撃ち、手榴弾や爆弾で敵を殲滅する。唯一、遠隔からのレーザー誘導によるミサイル攻撃があるのだが、それすら、敵の最新テクノロジーの前では陳腐なものに見えてくる。

圧倒的な敵の戦力に勝つためには、兵士たちは地面をはいつくばりながら必死に食らいつき攻撃するしかない。ロサンゼルス全土がむちゃくちゃにされながら、少数の兵士たちで敵に一泡吹かせる。ロスが一面焼け野原になっている映像は確かにインパクトがある。

地球が攻撃される根拠や敵の目的はいっさいわからない。ロス以外にも世界中の海岸に面した都市は攻撃されているというのはわかる。局地的にロスでは勝利したとしても、その後どうなるかはわからない。この手の作品は、全体を見てはいけないということだ。

敵の目的や動機などはさておき、地球外生命体から地球を守る兵士たちの戦いを見る。敵に比べると弱弱しい兵士たちが、ど根性で敵に一泡吹かす。戦争映画と違い、相手は宇宙人なので、宇宙人をどんな扱いにしても、誰からも文句がでることはなく、誰もが爽快感に包まれるという流れだ。

映像的なインパクトは確かにすさまじい。



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