論理トレーニング 


 2018.1.4      大学の教科書的内容 【論理トレーニング】

                     
論理トレーニング101題 [ 野矢茂樹 ]
評価:2.5

■ヒトコト感想
論理トレーニングというタイトルのとおり、論理的に考えることをトレーニングするための本だ。なんとなくだが、自分が大学時代に論理学を学んだことを微かに記憶しているが、そんな感じかもしれない。ただ唯一違うのは、大学時代とは学ぼうというモチベーションが違うということだ。真剣に読むとおぼろげながらに意味がわかってきた。

一つの文章において、接続詞により大きく意味が変わってくること。普段は、あまり意識せずに使ってきた言葉の数々が、実は厳密な意味がある。それゆえ、だとか、むしろ、だとか、ニュアンスはわかるが、違いをはっきり説明するのは難しい。全編とおしてものすごく教科書的であることは間違いない。興味が無ければ最後まで読みすすめることは難しいだろう。

■ストーリー
論理トレーニングは進化している。多くの問題を新しくしてヴァージョン・アップ。楽しみながら挑戦すれば確実に論理力が身につく。

■感想
論理トレーニングと言っても何をどうするのかわからない。論理的な文章とはどういったものなのか。正直、本作を読み終わっても、論理的な文章というのはよくわからない。作中では練習問題があるのだが、それがことごとく間違う場合もある。

読み終わって理解できない章もある。それでも、まったく読まないよりは、読んだことにより論理的な文章を書くトレーニングになったと思う。演繹や帰納法など聞いたことはあるが、具体的にどのようなことを言うのか。普段から演繹法を使ってはいるが、厳密な意味での正しさはない。

本作を読むきっかけとなったのは、ある適正試験で文章を読んで回答をするという問題がでるからだ。それは、まさに演繹が正しいか?なんていうことの問題だ。となると、ある程度トレーニングをしていかなければならない。

正直、内容は大学の勉強的なイメージがある。興味がなければ退屈なことこの上ないだろう。大学の講義のように説明があり、練習問題があり、課題に関しては解答もない。そのため、答え合せができない問題は解く気になれない。(自分の説いた答えが正しいかわからないからだ)

本作を読んだからといってすぐに論理的思考ができるわけではない。恐らくもっと練習を積むか、別の論理学の本を読むかしなければならないだろう。繰り返すことで、定着し自分のものになる。ただ、日常でどれだけ論理的に考える必要があるのかというと…。

グロービスMBAクリティカル・シンキング」は、日常の業務や、日々の考え方に応用できるような例題などがあった。本作は、ビジネスマン向けではないので、そのあたりは一般的な例題となる。だから、ちょっとわかりにくいというのがあるのだろう。

論理学は一朝一夕ではものにできないのだろう。



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