2015.6.28 主役のトミーの肉体はゴリラだ 【マキシマム・ブロウ】
■ヒトコト感想
肉体派の男たちが、激しいアクションを繰り広げる。筋肉隆々の男たちが、目的を達成するためには手段を選ばず、肉体を駆使する。まずトミーの肉体のすごさに圧倒されてしまう。ドルフ・ラングレンが主役かと思いきやそうではない。トミーは重そうな筋肉の鎧に包まれているにも関わらず、素早い動きで相手を格闘で圧倒する。
ドルフ・ラングレンが演じるジャーマンは、銃を駆使して敵を殲滅していく。トミーが届け物をジャーマンに届ける過程で、様々な邪魔が入る。それらを圧倒的な暴力で排除するトミー。ジャーマンは自分を殺しにきた者たちを返り討ちにする。ラストはトミーとジャーマンの戦いとなる。どちらが主人公なのかわからない作品だ。
■ストーリー
元米軍のトミー(スティーヴ・オースティン)は、今はシアトルを牛耳る組織の用心棒として働いていた。ある日、何があっても中身を見てはならない“荷物”をかつての仲間ジャーマン(ドルフ・ラングレン)に届ける事に。行く先々でトミーに襲い掛かる敵対する組織の刺客たち…。果たして荷物の中身とは一体何なのか?最後には因縁を持つジャーマンとの対決が待っていた!ド迫力のアクション満載で贈る激闘アクション・ムービー!
■感想
トミー役の俳優は有名なのだろうか?自分的には名前も聞いたことがなく、見てもピンとこなかった。ドルフ・ラングレンについては、昔から存在していたのでよくわかる。イメージはがっつりとした悪役だが、エクスペンダブルズのイメージが強いのかもしれない。
トミーが肉体的な暴力で、邪魔する奴らを圧倒するのに比べ、ジャーマンは肉体と武器を駆使して敵を倒していく。どちらも圧倒的な強さを持ち合わせている。ただ、トミーがどうみても主人公というよりは、悪役よりに見えてしょうがないのは確かだ。
騙し騙されの流れの中で、トミーがジャーマンへ持っていく物を奪おうとする者が現れる。元軍人たちがトミーを狙う。マシンガンで家をハチの巣にされても生き残るトミーがいる。さらには、敵との対決は圧倒的な肉体を駆使したものとなる。
銃を捨ててひたすら殴り合う。血管が浮き出た筋肉に包まれた腕で相手を殴る。その衝撃が伝わってきそうなほど強烈なパンチで相手を倒す。圧巻なのは両手両足を椅子に縛られた状態で、敵のボスを一撃で倒してしまう場面だ。客観的に見ると、まさにゴリラとしか言いようがない。
トミーはボロボロになりながらも、なんとかジャーマンの元に荷物を届ける。そこでジャーマンと再会するのだが…。ラストはトミーとジャーマンとの対決となる。肉体的な強さをアピールするトミーと、総合的な力で対決するジャーマン。
新旧のアクション俳優の対決ということなのだが…。やはり若い肉体には勝てないということか。トミーの見た目はそこまで若いようには見えない。肉体としての力をアピールし、そして、その先には力強さですべてを圧倒してしまう。
肉体派たちの戦いというのは、強烈なインパクトがある。
おしらせ
感想は下記メールアドレスへ
(*を@に変換)
pakusaou*yahoo.co.jp