ゴーストライダー2


 2017.12.12      炎を噴出すバイクはかっこよい 【ゴーストライダー2】

                     
ゴーストライダー2 ニコラス・ケイジ
評価:2.5

■ヒトコト感想
ゴーストライダー」はかなり昔に見た。続編だが相変わらずの特殊さだ。本作では映像が進化しており、炎に包まれたバイクがすこぶるかっこよい。本人の意思とは関係なく、怒りや悲しみにより顔が髑髏に変身し顔を炎に包みこむ。バイクはタイヤだけが炎に包まれ、ビジュアル面でのかっこよさは圧倒的だ。

自らの呪いを解くために闇の力をコントロールしようとするジョニー。ジョニーと戦う相手はこんなバケモノだと知ってもなお銃で果敢に戦おうとする。ジョニーが投げる鎖に捕まると、瞬く間に焼け焦げ炭となる。敵も進化し掴むだけで相手を腐らせる特殊能力をもつ。バケモノ同士の戦いは映像的なインパクトがすさまじい。

■ストーリー
父親を死から救うため悪魔と契約し、自らの中にゴーストライダーを宿してしまったジョニー・ブレイズ。彼は憎しみや怒りに呼応して、本人の意思とは関係なく、突然現れる復讐の妖精=ゴーストライダーの存在に苦しんでいた。そんな折、ある僧侶から彼に依頼が入る。

悪魔が自らの新たな“体"として狙っているある少年を助けてくれ、間に合わなければ世界は悪の手に堕ちてしまう、という・・・。果たして、ジョニーは自分の中に巣食うゴーストライダーが持つ闇の力をコントロールし、最強の敵から少年を救い出し、自らの呪いを解くことができるのであろうか! ?

■感想
悪魔と対決することになるジョニー。悪魔が狙う少年を助け出すことができれば、自分の呪いが解けるかも?ということらしい。ジョニーは怒りや悲しみを感じると、突然ゴーストライダーへと変身してしまう。本人の意思とは無関係に突然髑髏になる。

全身を炎に包まれ、バイクはタイヤだけが炎に包まれている。このビジュアルがすこぶるかっこよい。かなり映像に力を入れているであろうことはよくわかる。バイクに乗る炎に包まれた髑髏。それだけでインパクト抜群だ。

ジョニーのインパクトと共に敵も変わっている。少年を誘拐する際に突如炎の髑髏がバイクに乗ってやってくる。普通であれば武器を捨てて逃げ出すところを、ショットガンなどで対向しようとする。普通に考えれば、バケモノとまともに戦おうなんて思わない

それが強力な武器であればゴーストライダーを倒せる体ですすんでいる。結局のところあっけなくやられてしまうのだが、その無謀なチャレンジ精神というのは、違和感をとおりこして圧倒されてしまう。

敵は一度ゴーストライダーにやられるが、悪魔によりパワーアップして甦る。つかんだ相手を腐らせる能力を身につけゴーストライダーと対決する。炎対腐らせる力。どちらも一般人からしたら常識を超えた存在なので、もはや普通の人間が入り込む余地はない。

悪魔と対決するゴーストライダーは、どちらが悪魔かわからないというのが正直なところだ。バイクにまたがり激しく炎を吹きだしながら、悪魔を倒す髑髏。なんだかとんでもなくカオスな状況だ。

なんだかんだ言っても、ゴーストライダーの映像はかっこよい。



おしらせ

感想は下記メールアドレスへ
(*を@に変換)
pakusaou*yahoo.co.jp