2005.7.13 全ての要素がつまった 【スターウォーズ 帝国の逆襲 特別篇】
評価:3
■ヒトコト感想
前回の余韻冷めやらぬなか、続けて本作を見た。
明らかに続きを意識して作られているという欠点はあるが、 それを補って有り余る程の魅力がある。 前半に出てきた4本足で歩行する巨大ロボなど最高かもしれない。
本作からスターウォーズシリーズの全ての物語が始まるような、 そんな密度の高い作品だ。
■ストーリー
最終兵器デス・スターを破壊し、帝国軍に大打撃を与えた共和国軍。 だが、帝国軍は勢力を取り戻し、共和国軍を追い詰めていく。
■感想
前作をふまえているのでめんどくさい導入部がなく、いきなり 戦闘から始まり、雪景色の中巨大ロボが4本足で歩行する様は
圧倒されてしまった。今見てもそれなりに迫力があるのに、これを リアルタイムで見た人の驚きは想像を絶するものだろう。
前作がスターウォーズとはこうゆうものだというプロローグ的なものだとすると、 本作がまさしく物語りがこれからスタートするが如く、前作では
言葉だけが一人歩きしていたものが、次々と朧気ながらも 明らかになってくる。 壮大なるスターウォーズの魅力がすべてここから始まると言っても
過言ではない程全ての要素が含まれている。
しかし、しょうがないことなのかもしれないが本作だけでは簡潔しているとは 言えないのが残念だ。 明らかに主要キャラクターがとらわれの身となり、続くというのは
観衆を引き込む王道なのだろうが、できれば完全に前作のように完結してほしかった。
今となっては続きをすぐに見ることはできるが、これをリアルタイムで待たされた人達は かなりヤキモキしたことだろう。
最近ではロード・オブ・ザ・リングやマトリックスなども3部に別れているが、 2作目というのは中だるみしがちなのだが、本作はとてもすばらしいクオリティを
維持していると思う。
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