スターウォーズ エピソード3 シスの復讐


2005.7.28 分かっていたことだが悲しい結末 【スターウォーズ エピソード3 シスの復讐】

                     

評価:3

■ヒトコト感想
ここ最近まとめてシリーズを見たので、本作に対するテンションも高い。
前作と比べ明らかに肉体的にパワーアップしているヘンデン・クリステンセンが
暗黒面へ落ちていく様を好演している。
物語の結末は周知の事実であり、変えようのないことなのだろうが
とても悲しい結末だ。分かっていたことなのだがスターウォーズシリーズの締めくくりとしては
スッキリと終わってほしかった。
作品としてのクオリティは申し分ない。

■ストーリー
クローン大戦が勃発し、アナキン(ヘイデン・クリステンセン)と
アミダラ(ナタリー・ポートマン)の秘密の結婚から3年後、
分離主義者の勢力はますます拡大。共和国側は窮地に追いこまれていた。
アナキンはシス卿のダーク・ティラナス(クリストファー・リー)を死闘の末に倒すが、
弟子を失ったシスのマスター、ダース・シディアスは新たな弟子にアナキンを選び、
暗黒面に引き込むべく、策略を巡らす

■感想
アナキンが暗黒面へ引きずり込まれていく様子がメインであり、旧三部作との
橋渡し的な役割もはたしている本作。
今まで疑問に思ってきたことも本作を見ることで明らかになってきた、
一番はダースベーダーの素顔がハゲだった訳は
本作を見ることで納得できた

チューバッカも無理矢理感はあるが登場してくる。どうせならここでハン・ソロとの
出会いもあった方がよかったのではないか?
それはキャスト上無理な話かもしれないが。

暗黒面へ落ちていく理由がちょっと弱すぎると感じた、アミダラを助けたいという
気持ちも分かるのだが、決定的な理由とはなり得ないと思った。
今まで鬱積したものが爆発したという見方もあるが、直前までのシスに対する態度と
一変してしまうのはちょっとどうかと思う。

ジェダイ寺院が襲われている場面やジェダイが次々とやられていく場面は
分かっていた事とわいえ、かなりショッキングであり、悲しい場面だった。
旧三部作への繋がりなのでしょうがないことなのだろうが、
あまりに救いのない場面が多く、スターウォーズシリーズ通しての、
見終わった後にスッキリするような爽快感はあまりなかった。

本作の最後に登場するダースベーダーはかなり違和感を感じてしまった。
あのマスクの下にはアナキンがいるとは到底思えず、シスの従順な家来としか
見えなかった。オビ・ワンと最後に戦う前の、ギラギラしたアナキンの
雰囲気をみじんも感じることができない。

これでシリーズが終わると思うと悲しい。
続編が制作されればうれしいが、人気があるからといって
片手間に続編や外伝を作ってほしくないという複雑な気持ちもある。



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