ローグアサシン


 2008.5.10  違和感ありまくりの日本語 【ローグアサシン】  

                     

評価:3

■ヒトコト感想
まず一番印象的なのが外人たちの変な日本語だ。恐らく外人が聞くとほとんど違いはわからないのだろうが、ネイティブが聞くとそこには歴然とした差が存在する。ジェット・リーとジェイソン・ステイサムの激しいアクションも見所なのだが、一番は日本的な殺し合いの場面だろう。必要以上に刀を使ったり、日本料理屋など、一風変わった場所での殺し合い。舞台がロスなだけに、純和風というわけにはいかないがそれなりに雰囲気はでている。ただ、ハリウッドのアクション映画で日本や中国がメインとなるとどうしてもチープな雰囲気がでてしまう。なぜだろうか?悪くはないと思うが、安っぽい印象は拭えない。アクションが素晴らしいだけに余計そこが目に付く。

■ストーリー

FBI捜査官のジョンとトムは悪名高い伝説の殺し屋ローグを追い詰め、銃撃する。しかし、数日後、トムと彼の家族はローグに惨殺される。三年後・・・チャイニーズ・マフィアとジャパニーズ・ヤクザの抗争のさなかにジョンの前に突如再びローグが姿を現す。ジョンをあざ笑うかのように、抗争を激化させていくローグ。果たしてローグとはいったい何者なのか?ジョンとローグが対決する時、運命が引き起こす驚愕の真実が明かされる・・・!

■感想
チャイニーズ・マフィアとジャパニーズ・ヤクザの抗争。生粋の日本人もいればエセ日本人もいる。どうしても、変な日本語は見ていて気になってしまう。ジェイソン・ステイサムが必死になって日本語を話す姿もどうなのだろうか。そこばかりに最初は目がいってしまった。ヤクザのボスの娘という役柄の女も、どう考えても不自然で、顔つきは東洋人だが、話し方はまったくの欧米人だ。よく見ると、確かデッド・オア・アライブでクノイチ役をやっていた女優と同じだ。

変な日本語という部分を除けば、しっかりとしたアクションとして成立している。マフィアとヤクザの殺し合いを止めるべき警察が、一緒になって殺し合いに参加したり、命乞いするものをあっさりと殺したり。なんでもありなカオスな印象は拭えない。そして、極めつけは一人だけ冷たい空気をまとったジェット・リーだろう。マフィアとヤクザを容赦なく殺しまくり、どんなに追われても絶対に逃げ切る。そして、その時には傷一つ汗の一滴すらかいていないような涼しい顔をしている。ジェット・リーとジェイソン・ステイサムのアクションは見ごたえたっぷりだ。

純日本風なたたずまいで、いかにもマーケティング的に日本を意識したようだが、へんてこな部分もある。日本刀での激しいチャンバラは見ごたえがあり、銃で打たれるよりも、刀で切られる方が見ている者の衝撃が大きいのは確かだ。ジェット・リーの圧倒的な存在感と、これぞザ・ハリウッドアクションというような感じのジェイソン・ステイサムのアクション。二つが融合すると、目が離せない素晴らしいアクションになっている。

日本の俳優とジェット・リー、ジェイソン・ステイサムが競演するのは少しうれしい。ただステレオタイプなヤクザとして登場する石橋凌はいろんなハリウッド映画で同じような役をやっているような気がするのは気のせいだろうか。



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