2005.2.16 ハマッテル 【女子大生会計士の事件簿DX2】
前回のDX2なんですが、どうもこれはDX版らしくいろいろと加筆修正されているようだ。
相変わらず表紙が気になってしまって・・・
ちょっとレジにもっていくのが恥ずかしかったんですが・・・
調べてみると他にいろいろと出ているらしいが、表紙は本作と前作が抜群に可愛いらしい(笑)
不純な動機のエロ親父もターゲットにしているようで・・
前回と同様のコンビでお送りする、会計に関わる事件をテンポ良く解決していく物語。
DX2になってから新作の2話が追加されているらしいが、
元を知らないのであんまり意識せずに読んでみた。
本作にはどうやら作者が一番思い入れがある作品の「12月の祝祭」というのが入っていて
会計に関わる物語にファンタジーを融合した話しになっている。
会計なのにファンタジーってどうやってるの?
と思うかもしれないが、これが違和感なくすんなりと入り込める。
内容的には相変わらず軽いタッチで読みやすいが、内容は濃いと思う。
主人公の萌さんも会話だけを見ていると美人女子大生ってイメージがなく、
ところどころにでてくる綺麗な人って描写でかろうじで美人女子大生風な感じをうけるが
僕の中では萌さんは表紙のイメージがあるのでものすごく良いイメージがある。
ビジュアル的な情報があるおかげでかなり美人女子大生ってイメージに貢献しているね。
本作を読んでから、お金の流れという物を意識するようになり、
今までめんどくさいと思いながらやってきた棚卸しという作業も、
目的を意識することで調べる方もかなり事の重大さを考えるようになった。
自社の財務状況なども少しづつ気になったりもした。
恥ずかしながら良くニュースなどで粉飾決済などと聞くが、
その意味をあまりよく分かっていなかったが本作を読んだおかげで明確に理解することが出来た。
一社会人として知っておいた方が良いことを知ることができる作品だ。
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