財閥家の末息子 Reborn Rich エピソード7,8


 2025.6.14     認めざるお得ないドジュンの実力【財閥家の末息子 Reborn Rich エピソード7,8】


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評価:3

■ヒトコト感想
とうとう、このエピソードでドジュンが投資会社のミラクル社の大株主だということが会長にバレてしまう。それまでドジュンのことを怪しいと思っていた会長だが、これで決定的となる。ただ、そのタイミングで跡継ぎであるはずの長男やその孫が様々な問題を起こしたことから、会長は長男に跡を継がせるという方針を変えると宣言する。これはすなわち、ドジュンにもチャンスがあるということなのだが…。

会長はまだこの段階では明確にドジュンを跡つぎの候補者とはしていない。ここからドジュンに対する妨害は激しくなるが、ドジュンは様々なアイデアを駆使し、スニョンのライバル財閥を仲間に引き入れたりもする。そのライバル財閥の会長が、ドジュンのことが会長にそっくりだと語ったりもする。

■ストーリー
ミラクル社の大株主がドジュンだと知ったヤンチョルは激怒する。そんなヤンチョルに対し、ドジュンは自分のお金でスニャンを買うと宣戦布告した。怒りが収まらないヤンチョルは、セヒョンを贈賄罪で刑務所送りにしてやると脅す。しかしドジュンはヨンギの妻の家族名義で不正な不動産投機があった事実をつかみ、ヤンチョルを黙らせた。これで新ソウルタウン開発事業が順調に進むと思ったのもつかの間、計画を撤回したいという取引先が相次ぎ…スニャンの跡取りであるソンジュンの結婚式当日。

ヤンチョルからソンジュンにスニャン物産の株式が相続され、ついに承継事業が始まると思われていた。しかし、ヤンチョルが渡した書類は物流倉庫への異動を命じる辞令だった。不正な投機と事業の受注失敗の責任を取らされたのだ。そしてヤンチョルは家族全員の前で、長男がスニャンを継いでいく長子承継の原則をなくすと宣言。それによりスニャン家の相続権争いが動き始める。

■感想
ミラクル社の裏にいたのがドジュンだといことに気づいた会長。憎々しげにドジュンを見つめてはいるが、ドジュンの鮮やかな手並みに感心すらみせている。会長とドジュンがこれで決定的に敵対したかというとそうではない。

まだドジュンのスニョンを買い取るという言葉を会長は夢物語のようにとらえている。長男の孫が結婚するタイミングで、様々な長男たちの問題が浮かび上がる。ドジュンと比べ、あまりにもふがいない長男とその孫に対して、会長は怒りの気持ちが強い状態となっている。

ドジュンのソウル市のメディアシティ計画において、入居企業の問題がでてくる。スニョンの圧力で入居予定の企業が辞退し始めた。これがぽしゃると大打撃となるのだが…。スニョンの息のかかっていない企業を見つけるのは至難の業となっている。そこでドジュンがアクロバティックに見つけ出したのは…。

スニョンのライバル財閥の会長に様々なアイデアを差し出して入居企業を確定することができた。ここでも会長はドジュンの能力に驚きながら、自分に似ているということを感じているように思えた。

後継者争いの中で、長女がミラクル社に近づいていく。そして、ここでもドジュンは巧みな話術と相手のあさましい欲求を刺激しながら、長女を破滅させるための仕掛けを行う。新興のIT企業の株価が上がると言いながら、早めに売り抜けという。

その結果、上り続けた株を見て損をしたと長女は思い込む。ドジュンはさらに上がるはずというのだが…。会社の金を使って株を買い増しした結果、この先では株が大暴落して窮地に陥ることは目に見えている。

ドジュンは圧倒的に有利な立場となっている。



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