財閥家の末息子 Reborn Rich エピソード11,12


 2025.7.8     スニャン会長がボケはじめるという衝撃【財閥家の末息子 Reborn Rich エピソード11,12】


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評価:3.5

■ヒトコト感想
前回が強烈な引きの強さがあった。会長とドジュンが乗る車が何者かに追突され、トラックが目の前に迫る。これは誰かが会長を殺すために仕組まれたことだった。ドジュンが別の時間軸では死んでいたこともあり、ドジュンは自分の死に恐怖を感じることになる。。目まぐるしく展開が変わっていく。会長とドジュンが無事だと判明し、そこから誰が犯人かという流れとなる。

誰もが怪しい雰囲気を醸し出しながら、長男の孫がドジュンもろとも殺そうとしたのか。。。それらが判明する前に、衝撃の出来事がまっている。あの強権を発動していた会長が事故の後遺症でボケ始めてきたという部分だ。怪しげな言動をし、昔に戻ったりもする。まさかの展開であることは間違いない。

■ストーリー
スニャン百貨店に続き、スニャン証券も買収したドジュンをある場所へ連れ出したヤンチョル。金融持ち株会社を設立し、その社長をドジュンに任せるというのだ。それはドジュンがスニャングループの後継者になることを意味していた。しかし、それを発表する記者会見に向かう途中、交通事故に遭ってスニャン病院に搬送された2人。病院に駆けつけたスニャン家一同に、ヤンチョルはこん睡状態だと伝えられるのだが…

自分はこん睡状態であると、うその情報を家族に伝えさせ、自分とドジュンを殺そうとした犯人捜しをしていたヤンチョル。しかし事故の衝撃により、せん妄の症状が出てしまう。理事会で金融持ち株会社の設立案を可決させ、ドジュンを社長候補に選任させるためにはヤンチョルの力が必要だが、出席できるような状態ではない。ヤンチョルの病状を知っていたソンジュンは、理事会でドジュンに協力するふりをして、父のヨンギを社長候補に推薦する。

■感想
前回、会長とドジュンが何者かに殺害されそうになる。トラックが激突する直前、助けが入る。誰が会長とドジュンを殺害しようとしたのか。ミステリアスな展開が続く。明らかに怪しいであろう次男や、長男の息子とその嫁。

判明する直前には、長男の孫の嫁がすべての黒幕ではないのかと思われたのだが…。そこから思いもよらない人物が犯人となる。まさかの展開だ。ただ、ここから会長を殺害しようとした犯人が判明したとしても、そこからさらにより大きな衝撃的な出来事が起きる。

会長が事故の後遺症でボケ始める。突然わけがわからない言葉を口走ったりする。夜の9時に今から会議に行くといい、上半身だけスーツを着てネクタイを締めてはいるが、下半身はパンツ一丁という姿で部屋を出ようとする。

むちゃくちゃな状態だ。会長自身も、自分がボケ始めていることに気づき始め、そして苦悩する。ドジュンと秘書室の室長だけがすべてを知る。兄弟たちに知られないために会長を隠そうとするのだが…。持ち株会社を決議する理事会がどのように展開するのかが本作のピークだろう。

会長がボケ始めているとは知らず、長男の孫はドジュンの妨害をする。そして、ドジュンが絶対絶命というときに、薬物で2時間だけ正常に戻った会長が皆の前に現れ、ドジュンが持ち株会社の社長にふさわしいと語る。この瞬間的な会長の復活と、その後はドジュンが社長となるのだが…。

こうなると、物語のポイントが変わってくる。今までは会長とドジュンの対決という要素が強かったのだが、会長がボケたため、ドジュンと兄弟たちとの対決という流れとなる。

結局、最後にはドジュンは死亡するのだろうか?



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