2025.11.3 モグリズムを使い倒す【笑ゥせぇるすまん エピソード7,8】

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評価:3
■ヒトコト感想
地下アイドルのエピソードと借りパクに関するエピソードだ。前回で登場した夢グループの「モグリズム」を今回も引っ張っている。ブレイクする兆しのない地下アイドルグループにモグリズムを歌わせてバズらせようという流れだ。いつものように喪黒福造がアドバイスすることで信じられないくらいバズっていく。
引き算すれば良いということで、プロデューサーがあらゆる要素を削っていき、地下アイドルが人気グループとなっていくのだが…。次々と引き算していき、最後に一番重要ではないものを引き算するということでオチが読めてしまった。借りパクのエピソードについても、それなりにインパクトがあるのは間違いないのだが、オチが予想できてしまった。
■ストーリー
森コミスギーは「目黒川ルームシェア娘.25」のプロデユーサー。彼女達をメジャーにしたいと画策中。喪黒福造は必ずヒットする曲「モグリズム」を授けようとする。森は拒否するがアイドル達が歌いたいと直訴し…。貸作公平は人から頼まれると何でも貸してしまい、返してと言えない性格。モバイルバッテリー、ゲーム、傘…。借りパクされ放題。そんな貸作を喪黒福造は、貸したものが返ってくる「借りパクの湖」に連れて行く。
■感想
エピソード7は地下アイドルのプロデューサーの物語だ。ブレイクしないアイドルに対して何が足りないのかを考えるP。一定数のファンがつくのだが、それ以上伸びない。敏腕プロデューサーに声をかけたのは喪黒福造だった。
過去のエピソードで登場した「モグリズム」を地下アイドルに歌わせてブレイクさせる。夢グループのへたくそな歌よりは多少ましになったのだが、それだけでしかない。なぜここまでモグリズムを押してくるのかがわからない。どう考えてもよい曲ではない。
エピソード8は人に何でも貸してしまうのだが、返してもらうことができない男を描いていた。人に何かを貸しても返してほしいと言えない。気が弱いタイプなのだが、実は返してもらいたいと強く思っている。強烈なのは部屋の中だ。
部屋の中で付箋を貼って、誰に何を貸したかを書いている。ちょっとしたサイコパスの部屋のようになっている。漫画の途中の巻がなかったり、モバイルバッテリーがなかったり。喪黒福造が、今回は借りパクの泉という場所を紹介して、そこに行けば今まで借りたものがすべて返ってくるという謎の湖だ。
借りパクして返さない人は、湖に取り込まれるという流れなのだろうか。ニュースで同級生が行方不明にあったというのを知りショックを受ける同級生たち。一斉に借りパクしていた物を次々と返し始める。その結果、すべてが戻ってきてめでたしめでたしのはずなのだが…。
自分の物ではない物を返してもらうと、悲劇が起こる。わかりやすいバッドエンドがまっている。借りパクの泉で溺れる程度かと思っていたのだが…。行方不明となっていた同級生の腕が引き込むというオチが恐ろしい。
オチが想像できるのはいつものとおりだ。
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