笑ゥせぇるすまん エピソード5,6


 2025.10.20     すさまじい夢ぐr-プの出オチ感【笑ゥせぇるすまん エピソード5,6】


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評価:3

■ヒトコト感想
相変わらずの定番的ではあり、世にも奇妙な物語的ではあるが、興味深いドラマを描いている。エピソード5では、夢グループの社長とその愛人という設定の保科さんが実際に登場しており、社長が歌手として一発当てたいという夢をかなえる展開となっている。これは明らかに夢グループの社長と保科さんを実際に出演することだけを目的としているのだろう。

大したストーリーでもなく、ひたすらへたくそな歌を聞かされているというような感じだ。夢グループの社長は明らかに素人なので、それなりの演技しかない。なので、へたくそな歌を聞きながら、なんだかよくわからない素人の演技を見て楽しむというくらいしかポイントはないのだろう。

■ストーリー
夢グループ社長・石田重廣の夢は歌手になること。保科有里とCDデビューを果たしたが合いの手だけ。石田社長に喪黒福造は、必ずヒットする曲「モグリズム」を授ける代わりに他の歌を絶対に歌わないと約束を迫る。本音ユウコはいつもニコニコして優しい大学生。恋人からストレス溜まらないか心配されるほどだ。実はSNSの裏アカで夜な夜なストレス発散をしていた。喪黒福造は、思いっきりデトックスできる場所に連れて行く。

■感想
夢グループの社長が強烈なインパクトを出している。夢グループの社長本人が出演することだけが、物語としてのインパクトのポイントとなっている。保科さんも本人が出演しているので、社長と保科さんのコンビのコントのような展開が面白ポイントのひとつだろう。

ある意味、出オチのような感じで、この夢グループのコンビ以外ではとりたててインパクトのあるような展開はない。ストーリーも一発屋として成功する代わりに、他の歌を歌ってはいけないという制限が付くだけ。それを夢グループの社長がついつい破ってしまうというわかりやすい展開だ。

エピソード6はデトックスヒロインというタイトルだ。デトックスというのはリアルでは良い人のふりをしておきながら、実はネット上では罵詈雑言、誹謗中傷コメントをひたすら吐きまくるというとんでもない人物が主人公だ。

このタイプは普通にいるのかもしれない。リアルでは決して怒らない温厚な良い人、というイメージのある人物が、実は裏垢を使って文句を言いまくっている。恋人に裏垢の存在がバレた女は、二度とネット上には不満を書かないと誓ったのだが…。

イッポングランプリならぬスッポングランプリに参加させられ、そこで尊宅のない悪口を言うことで有名人となってしまう。その場だけでの悪口ならば何の問題もないのだが…。そこからスッポングランプリ以外での悪口は禁止されたので…。

定番すぎる流れではあるが、主人公の若い女性が非常にハツラツとした雰囲気で悪口を言うのが良い。機関銃のように悪口を連打する。表の顔は美人で気立てもよく明るく温厚な女の子なのが、様変わりするのが最高だ。

夢グループは見ていて苦痛だった。



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