ヴェノム:ザ・ラストダンス


 2025.12.3    ヴェノムの創造者との戦い【ヴェノム:ザ・ラストダンス】


                     
ヴェノム:ザ・ラストダンス ブルーレイ+DVD セット【Blu-ray】 [ ジュノー・テンプル ]
評価:3

■ヒトコト感想
前作のカーネイジとの対決でエディは刑事殺害の容疑をかけられ、逃亡生活を送っている。そこに謎の生物がやってきてヴェノムの身体に存在するコーデックスを手に入れようとする。宇宙のはるか彼方でとらわれの身となっているヌルを開放するためにコーデックスが必要となる。

ヴェノムたちシンビオートを作ったのもヌルで、怪物を作ったのもヌル。地球でヴェノムとその仲間であるシンビオート対ヌルが作った怪物の戦いが始まる。エディ以外にも政府の人間たちもシンビオートに取りつかれ、ヴェノムのようになっているのがすごい。強烈な怪物たちに対してシンビオート軍団で戦うといったような流れで、ヴェノムたちのヌメヌメとした触手の戦いという感じだ。

■ストーリー
<俺たち2人>でいることが、世界を破滅に導く。ヴェノムに隠された秘密を知る、無の神にして世界の破壊者ヌルが、2人を分かつ最大最凶の敵として登場!シリーズ最大スケールで描かれる2人の決死の逃亡劇と、ヴェノムの秘密を狙って容赦なく立ちはだかる最強の敵、シンビオートの創造主ヌルとの壮絶な戦い。「あいつは相棒なんだ」「エディ、最期まで一緒だ」あたり一面が火の海と化すほどのラストの死闘の末に、<俺たち>2人が迎える最終章(ラストダンス)とは……。

■感想
前作までのエディとヴェノムの行動が政府や軍隊に目を付けられ、エリア51でシンビオートを研究している者たちに狙われることになる。ヌルが解き放った怪物と軍隊。2方面から狙われているエディとヴェノム。前作までの漫才コンビ的なやりとりはほぼない。

逃亡者であるエディが途中でヒッチハイクしたヒッピー風の家族たちと行動を共にしたり、カジノで大勝ちを狙うが、ヴェノムの能力ではそれができないということになるなど、面白要素は多少ある。

エリア51ではヴェノムに似たシンビオートたちが多数囚われていた。人間の研究材料として使われていたのだが…。シンビオートたちはヌルの存在に気づき危機感をおぼえている。ここでヴェノムもその仲間たちもヌルが放った怪物の存在に気づく。

巧みな制約条件として、ヴェノムがエディの全身を覆った状態でないと、怪物はコーデックスを探知することができない。そのため、怪物が近づいてくるとエディの中に隠れるヴェノム。それでも軍隊には正体がバレているため、エディとヴェノムは分離させられ軍隊に捕らえられたりもする。

ラストはヌルが送り込んだ怪物とヴェノム+シンビオート軍団の対決となる。エリア51に囚われていたシンビオートたちは研究者や軍人たちにとりついてヴェノムとエディのように動き回り戦うことになる。強烈なインパクトがあるのはヴェノムと怪物たちの戦いだろう。

怪物はどれだけ爆破させても復活する。特殊な薬液につけることでヴェノムものとも弱らせることができる。定番かもしれないが、エディから離れたヴェノムは怪物を道連れにして倒そうとしている。

これでヴェノムシリーズは終わりなのだろうか。。。



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