ザ・ゲスト


 2026.6.12    家族になじむ、イケメンでさわやかな謎の男【ザ・ゲスト】


                     
ザ・ゲスト【Blu-ray】 [ ダン・スティーヴンス ]
評価:3

■ヒトコト感想
謎の男デイヴィッドが事態をかき回す。戦争で死んだ息子の親友ということでデイヴィッドがやってくる。イケメンで気の良い男。たちまちピーターソン一家になじんでしまう。観衆はこのデイヴィッドの怪しさも感じつつも、いじめを受けている弟のルークを助けたり、トラブルに巻き込まれそうになった妹のアナを助けたりもする。

腕っぷしも抜群で、人当たりもよくイケメン。人知れず動きながら、ピーターソン一家の利益になるような行動をとる。一瞬、死んだケイレブが顔を変えてデイヴィッドになったのか?と思うほど家族を助けている。それが、突如として後半のデイヴィッドは豹変している。デイヴィッドが豹変した理由は正体を知られたからなのだろうか?

■ストーリー
イラク戦争で長男ケイレブを亡くしたピーターソン一家。ハロウィン間近のある日、突然チャイムが鳴る。男はデイヴィッドと名乗り、ケイレブの戦友で彼の最後の言葉を伝えにきたと話す。思わぬ訪問だったがピーターソン一家はデイヴィッドを息子のように快く家に招き入れた。彼は失意の母親をなぐさめ、父親の仕事を手助けし、同級生からのいじめを受けている弟ルークには身を守る術を教える。

謙虚で律儀、礼儀正しく容姿端麗なデイヴィッドは瞬く間に大切な“ゲスト=客人"として一家に溶け込んでいった。しかし、時に過激なデイヴィッドの解決方法に娘のアナが疑問を持ち始める。さらにデイヴィッドが現れてからというもの、周囲で不可解な事件が多発している。彼の過去を調べ始めたアナはとある“組織"にたどりつくも、時すでに遅く、謎の特殊部隊が出動。激しい銃撃戦が繰り広げられ、街は一気に戦場と化す。彼は何者で、本当の目的は何なのか―。

■感想
息子を失って悲しんでいるピーターソン一家。そこにさわやかイケメンのデイヴィッドがやってきた。見ず知らずの人間が息子の知り合いだとやってきて、快く家に泊めるなんてのはまずない。それが許されるのはデイヴィッドのイケメン具合と人柄ゆえなのだろう。

表面上は非の打ちどころのない人物であるデイヴィッド。ルークやアナともすぐに仲良くなる。同級生からイジメを受けているルークを見て、デイヴィッドはイジメ軍団たちをボコボコにしてしまう。デイヴィッドの正義の味方感がすごい。

アナに対しても、わざとらしく風呂上りの上半身裸のシーンを見せつけて自分をアピールしている。アナの友達が元彼に絡まれているのを見ると、元彼をぶちのめして助けたりもする。ダークヒーロー的な存在となり周りからも信頼されてくる。

アナの父親が出世競争に敗れて落ち込んでいると、その出世競争相手をひそかにデイヴィッドは殺害している。その場面は登場してこないが、明らかにデイヴィッドの仕業とわかる流れとなっている。ピーターソン家を助ける影のヒーローだったのだが…。

アナのちょっとした軍への問い合わせから、デイヴィッドの正体が明らかとなる。そして、軍は兵士たちを送り込みデイヴィッドを始末しようとする。薬物で作られた優秀な兵士だが、脳に欠陥があり自分を制御できなくなる。

だとしても、それまでひそかに動いて助けていたピーターソン一家を、こんどは皆殺しにしようと動き出すのは極端すぎる。もっとケイレブとの関係性や、デイヴィッドには別の目的があった方が良いような気がした。

デイヴィッドの豹変具合がすさまじい。



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