高い城の男 シーズン4 エピソード9,10


 2026.1.29     ラスボスはスミスだ【高い城の男 シーズン4 エピソード9,10】


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評価:3

■ヒトコト感想
長い物語のラストを飾る展開が待っている。初期からテロリストたちを取り締まり続けていた木戸が捕らえられ、殺される直前に逃げ出している。そして、木戸はヤクザと杯をかわしてヤクザの幹部となっている。ここで木戸は退場ということなのだろう。その後はジュリアナたち反乱軍とナチスの戦いとなる。

その前段としてスミスがヒムラーに問い詰められ、それまでのスミス婦人の言動や中立国へ逃げ出す件などを突き付けられ絶体絶命のピンチに陥るかと思われたのだが…。スミスは毎回このパターンで生還している。ただ、物語のラストとして、スミスとジュリアナの対決が待っている。主役はジュリアナとして、ラスボスはやはりスミスということなのだろう。

■ストーリー
スミスとヘレンの互いへの誠実さは、過去の出来事によって試されようとしていた。黒人共産反乱軍は太平洋合衆国内の秩序を維持しようと苦心している。木戸は過去の非道な行いの報いを受けようとしていた。ナチスの侵攻が迫り、黒人共産反乱軍はその備えをしている。木戸は必死になって息子を捜す。チルダンはユキコに再会するため、あらゆる手段を講じる。ヘレンは夫を裏切るべきか選択を迫られる。そんな中、彼女とジョンは“入り口”へ向かう列車に乗り込む。そしてその列車をジュリアナとワイアットが待ち構えていた。

■感想
ヒムラーは幹部の前でスミスとスミス婦人の状況を暴露する。そして、フーバーがスミスの家にしかけていた盗聴器でふたりの会話を暴露する。こうなると、スミスには言い逃れはできない。とうとうスミスも年貢の納め時かと思われたのだが…。

あべこべにヒムラーを指示する幹部たちを皆殺しにしている。スミスの手際の良さというか、手回しの良さはすさまじい。結局はスミスが北米を支配することになり、日本が撤退した残りの半分もスミスたちナチスが手に入れようとするのだが…。

スミス婦人はジュリアナたちと接触し、そして、すべての秘密を理解する。スミスが別の世界に移動していたこと。そして、のちにスミスは別世界のトーマスを今の世界に連れてこようとしていたことが判明した。結局はこの物語はスミスの物語ということだ。

ジュリアナはパートナーとなる人物を各シーズンごとに変えているが、一貫して反乱軍側についている。一時的にスミス家族と親密になるのだが、それは身を隠していただけ。ラスボスであるスミスを倒すことがジュリアナの最終目標であることはかわらない。

スミス婦人はジュリアナに機密情報を暴露する。それは別世界へと通じる扉にスミスがいつ訪れるかという情報だった。これでラストは決定的な流れとなる。列車に乗り、別世界への扉を目指すスミスとスミス婦人。この時点でスミス婦人は死を覚悟していたのかもしれない。

ジュリアナに対して情報を提供したということは、その後に、何かしら待ち伏せがまっているのは間違いない。原作との関係性が不明だが、どうやら不人気のために打ち切りのような形だ。

謎が謎のまま、ボスキャラが死んだから終わりというような感じだ。



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