2026.1.15 長大なシリーズの終わりが見えてきた【高い城の男 シーズン4 エピソード7,8】

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評価:3
■ヒトコト感想
黒人の反乱軍が爆破テロを行う。その結果、日本が統治していた太平洋合衆国を日本は維持できないと判断し、放棄する方向となる。テロ組織が勝利するという稀有な状態となる。そもそも日本が占領していたのが無理があったのだろう。あのすべてを横暴にすすめていた木戸は反乱軍に捕らえられリンチを受けたりもする。
権力者がその力を失いつつある状況だ。スミスのパートではスミス婦人にジュリアナたちの魔の手が迫る。ジュリアナはスミス婦人に禁断の真実を告げる。息子のトーマスが別の世界では生きていると知るとどうなるのか。そのことをスミスが知っていたと分かったら…。スミス周辺がきな臭くなり、ベルリンからもスミスの敵対組織がなんらか仕掛けてくるのは確実だ。
■ストーリー
黒人共産反乱軍は太平洋合衆国内で攻撃を仕掛ける。木戸は自らの判断に太平洋合衆国の命運が懸かっていることを悟る。チルダンは憲兵隊に捕らえられる。ヘレンは夫を支えるために、良き妻として、大ナチス帝国の社交の場に復帰する。ジュリアナとワイアットは、スミスを倒すためにニューヨークへと向かう。ジュリアナはヘレンに対してある直感を抱いていた。だがそれは大きな賭けだった。
サンフランシスコからの撤退が始まる中、木戸は息子を捜すが、息子はとらわれの身となっていた。一通の手紙がチルダンの元へ届く。それは彼とユキコの運命を大きく変えるものだった。黒人共産反乱軍はヤクザから思わぬ協力を提示される。アベンゼンはスミスを非難し、ある予言をする。
■感想
木戸が必死につきとめようとしたが、黒人テロ組織が爆破テロを起こす。それも同時多発的に爆破することに成功する。巨大なタンカーが爆破され、町のあちこちでも爆破が起こる。こうなると日本政府はテロ組織を制御できないと判断する。
この世界では日本とドイツが戦争に勝利し、アメリカを占領するという流れだった。それが日本に割り当てられたアメリカの領土を制御できないと判断し、日本は占領地を放棄することになる。天皇陛下がテレビの放送で占領地を放棄するという流れは、まさに太平洋戦争で負けた放送という流れとなっている。
日本の撤退はナチスにも衝撃を与えることになる。そして、ジュリアナたちの反乱軍は、自分たちも何かができると考えるようになる。ジュリアナたちはスミスを狙うため、スミス婦人に近づくことになる。スミスは自国内部のライバルたちからも狙われ、ジュリアナたちからも狙われることになる。
さらに強烈なのは、ジュリアナがスミス婦人にアクセスし、トーマスが別の世界で生きていると告白する。この流れの中で、スミスの苦悩はより深くなる。アベンゼンのお前は呪われているという言葉が印象的だ。
スミスはまた別の世界へ移動することだろう。ジュリアナたちはスミスを付け狙う。木戸と日本が太平洋合衆国から撤退したことで、よりシンプルにスミスとジュリアナの対決となることだろう。残り2エピソードですべての秘密が明らかとなり決着がつくのだろうか。
運命として最終的にはナチスはアメリカから撤退することになるのか。それともスミスは別世界へと移住してしまうのか。長大なシリーズとして、それなりにインパクトある終わりを期待してしまう。
結末は近いのだろう。
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