高い城の男 シーズン4 エピソード3,4


 2025.12.21     粛清される危険性を感じるスミス【高い城の男 シーズン4 エピソード3,4】


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評価:3

■ヒトコト感想
エピソード4では別の世界関係が詳しく描かれている。特にジュリアナに近いサラリーマンスミスがポイントだ。ナチスのヒムラーが再び存在感を強めており、スミスの立場が危うくなる。となると、スミスはどうするのか?エピソード4では驚きの展開となる。別世界のサラリーマンスミスが殺されたことを知ると、ナチスのスミスは別世界へと移動しようとする。

これはつまり、ナチスとしての自分は粛清される可能性を考え、別世界で平穏なサラリーマンスミスとして生活することを選んだのだろうか?ジュリアナとスミスの関係が大きく影響してくるのだろう。ジュリアナは元の世界に戻りナチスのスミスを殺害しようとしている。入れ違いになる流れなのだろうか。

■ストーリー
ワイアットの反乱軍と黒人共産反乱軍は、ロバート・チルダン主催のオークションを攻撃する。そして東京から来た日本人の有力者を襲うのだった。ヘレンは娘たちを守るため、大ナチス帝国へ戻ってくる。木戸はヤクザから思わぬ連絡を受ける。スミスはジュリアナを殺すために刺客を放つ。ジョンとヘレンはヒムラーとその妻を夕食に招く。そこにはベルリンからの新たな脅威、ゴーツマン大将も同席した。ジュリアナは自分の世界へ戻り、“汚染区域”と呼ばれる所に留まる。木戸は将軍から皇太子妃に背くように強いられる。とらわれの身のアベンゼンは、“高い城”のフィルムから、新たな話を語る。

■感想
オークションでの襲撃はそれなりに成果を出せている。ただ木戸の存在感はすさまじい。木戸は息子の問題を抱えており、それが何かしらの足かせとなっているのだろう。オークションのゴタゴタとチルダンが嘆願書を出す下りはたぶんあまり大きな影響を与えないのだろう。

ポイントは間違いなくナチスとスミスだ。特に強烈なのは、スミス婦人とヒムラー婦人との静かな駆け引きだ。元帥となったスミスであってもヒムラーには権力の上ではかなわない。いつ切られるかわからない状態というのは辛いのだろう。

前回ではスミスの娘たちがナチスの考えから反発する思想を持ち始めている。世界的には正しい考え方でも、ナチスの思想から外れることを娘たちが主張し始めて苦悩するスミス。スミスの立場は明らかに悪くなっている。

新たにヒムラーのお気に入りの将校がでてきたので、スミスは切られる心配がある。スミス婦人すらもそのことを理解しているのが恐ろしい。スミスが別世界に逃げるのか、それとも別世界で何か逆転の施策を持ち帰るのか。ジュリアナとスミスの対決がラストへの盛り上がりなのだろう。

アベンゼンは高い城の男として別世界の話を語る。ヒムラーの目的は別世界の殲滅なのかもしれない。非常に恐ろしい考え方だが、ナチスが負けた世界が存在し、そこでのアメリカが自分たちの世界にやってくるかもしれないと考えたら、その手段をとりたくなるのだろう。

別世界でのサラリーマンスミスが死んだということで、ナチスのスミスが別世界に入り込む。スミスがこのシリーズのカギを握るのは間違いない。ただどのような結末になるのかは全く想像できない。

そろそろ終わりに近づいている。



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