2025.8.7 日本人ファーストすぎる小野田大将【高い城の男 シーズン2 エピソード3,4】

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評価:3
■ヒトコト感想
ドイツに亡命したジュリアナ。フランクはレジスタンスに近づくことになる。スミス大将は息子がらみでの悩みが尽きることはない。ジュリアナとスミス大将が近づき、息子が不治の病であり、ナチスに知らると息子が殺される恐怖がある。ナチスでは不治の病の子供を育てる意義はないと考え、早めに排除するという方針なのだろうか。。
正義はすべてヒトラーが決める。その思想が子供にまで浸透しているのが恐ろしい。ジュリアは表面上はナチスとなりスミス大将の息子とも知り合いとなる。並行するように日本側では小野田大将という強硬派が強引な手段にでる。究極の日本人ファーストでアメリカ人を人間と思っていない命令を繰り出す。すさまじい展開となっている。
■ストーリー
ナチスが支配するニューヨークという新しい環境で生き抜くため、ジュリアナは唯一信頼できる人物ジョー・ブレイクを捜す。姿を消したジュリアナに怒りを隠しきれないフランクは、レジスタンスのカリスマ的リーダーに惹きつけられる。ジョーは遂に自分の父親に会い、自分が何者かを知る。ジュリアナは、大ナチス帝国でもレジスタンスに狙われていることを知る。一方、スミスが息子を守るためにやったことは、彼を追い詰めようとしていた。もう一人の父親、つまりジョーの父親は、息子がベルリンに残るよう説得を試みる。フランクはある決心をしていた。彼はレジスタンスの活動を助けるため、どこまでのことをするのか…。
■感想
フィルム関連の流れはあまりない。ドイツに亡命したジュリアナの周辺が騒がしくなる。ジュリアナとスミス大将が近づくことになり、ジョーは少し別の展開へと動いていく。シーズン2では日本人の小野田大将があきらかに何かを起こしそうだ。
田上大臣に対して強く命令をし強引な手段にでる。ひとりの憲兵が殺されたら、10倍のアメリカ人を殺害するというとんでもない思想の持主だ。そんな小野田大将に対して木戸警部が怪しげな動きをしている。明らかに何かを起こしそうな展開だ。
ヤクザに追い込まれ、贋作を作らざるお得なくなったフランクはレジスタンスと親密となり、日本側との対決色を強くしている。ここでの出来事が小野田大将を激怒させ、アメリカ人の虐殺へとつながっている。
フランクはより日本に対する恨みを募らせ、ジュリアナのことはいったんは忘れたような感じとなる。フィルムに関しての情報はほとんどない。スミス大将は息子の問題に首ったけで、息子を守るために近しい医者を暗殺するなど相当追い込まれている状態となっている。
フランクはレジスタンスに協力して火薬を手に入れたりもする。かなり命の危険があるミッションだが、必死にレジスタンスに協力する。それぞれの登場人物たちの中で、ジョーだけはプライベートな問題に直面しているが割と落ち着いている。
フランクだけが危険な立場に常に追い込まれている。シーズン2では田上大臣が頻繁に別の時間軸の日本の風景を見ている。これが、アメリカに負けた日本への変化の伏線なのだろうか。高い城の男の存在感は薄れている。
小野田大将はどうなるのだろうか。。
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