2025.7.27 フィルムの謎が明らかに【高い城の男 シーズン2 エピソード1,2】

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評価:3
■ヒトコト感想
シーズン2がスタート。衝撃的な結末を迎えたシーズン1のその後が語られる。ここでポイントとなるのは、高い城の男が作ったフィルムは未来を予言しているということだ。ジュリアはフィルムの秘密を知り、カギとなるフィルムに映っている男を探そうとする。ジョーはフィルムをもってスミス大将の元に戻るのだが…。
ナチスのフィルムを手に入れるためにはなんでもありな展開がすさまじい。フランクは自分の身代わりとして木戸に逮捕されたエドを取り戻すための策略を巡らせる。レジスタンス側の活動が活発化しジュリアの命を狙う。混沌とした中で、ヒトラーがフィルムを手に入れて集めているということがわかった。スミス大将の息子が難病だという流れも気になるところだ。
■ストーリー
レジスタンスに捕まったジュリアナは、彼らを裏切った報いを受けることになる。それでも彼女は、長い間抱えていた疑問に対する答えを得ることができた。しかし未来に対する不吉な予感を拭うことはできない。脅威にさらされているのは彼女だけではないのだ。ジョーはニューヨークへ向かうが、今まで信じてきたものに疑問を持つようになる。
フランクは絶体絶命の状態にあるエドを救おうとするが、その結果、二人とも重荷を背負うことになる。危ないところで殺されずに済んだジュリアナは、家族のある秘密を知る。それは世界の在り方に関わるものだった。そして彼女は重大な決断をする。木戸、田上、フランクはそれぞれ、目的のために危険を冒す。ニューヨークでは、ジョーがいつもの生活に戻っていた。しかしスミスが現れて事態は一変する。スミスが持ち込んだ話は、ジョーの長年の望みを叶えるものだった。
■感想
レジスタンスに捕まったことによりジュリアはフィルムの謎を知ることになる。フィルムは未来を予言するもので、予言を避けるためには、フィルムに登場してくる謎の人物を見つけ出すしかない。ジュリアが単独で動くのはかなり無理があるような気がした。
一方でフィルムを手に入れたジョーは密航船に乗り込むのだが…。そこでもレジスタンスの魔の手が迫っておりピンチになる。ナチスの資金の力で難を逃れるが、ナチスの強烈な冷酷さがここでも明らかとなる。
皇太子銃撃の容疑をかけられていたフランクはエドが身代わりとなり木戸に逮捕された。エドを助けるためにフランクは無茶な行動をとる。日本人の有力者に近づこうとするのだが…。ここで運が悪いことにフィルムを盗み出したヤクザと再会する。
ここまでくるとフランクは絶体絶命かと思いきや…。贋作を作るフランクの技術を手に入れるためヤクザは協力することになる。仲間を殺されたはずのヤクザが金もうけの可能性を知ると途端に態度を変えるのはビジネスライクすぎる。
木戸や田上は怪しい動きをする。フィルムの謎は深まるばかりだ。スミスはヒトラーと再会し、そこでヒトラーの変化を知る。いまだに高い城の男の正体がわからないまま、レジスタンスがフィルムの秘密を暴露する。
ヒトラーも恐らくはフィルムの秘密を知っているからこそ、手に入れようとしているのだろう。木戸はジュリアを追いかけ続け、田上は日本がアメリカに負ける未来を見てしまう。現代と違い、アメリカが負けている世界から、アメリカが勝つ世界にどう変わっていくのか。
謎が深まっていく。
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