2025.6.10 皇太子が暗殺?【高い城の男 エピソード3,4】

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評価:3
■ヒトコト感想
ジョーとジュリアナはナチスの賞金稼ぎに狙われることになる。前回でナチスのスパイがジュリアナがもつフィルムを奪おうとした際に、ジュリアナはスパイを橋から落として殺害している。一方ではフランクは拷問に会い、家族を殺されたことにより日本軍に対して激しい恨みをつのらせることになる。
ナチスの将校は自分を待ち伏せして襲撃した事件の内部のスパイを探し出そうと必死になる。ここでのナチスの強引なやりとりはすさまじい。特にフランクのパートでの心の奥底にひそめたフランクの怒りの炎というのは、親友が宥めたとしても決しておさまるものではない。この強烈な流れのラストを飾るのは、フランクの皇太子暗殺計画だ。これが思わぬ方向へと動いていく。
■ストーリー
「保安官」と呼ばれる冷酷な賞金稼ぎがキャノン・シティにやって来たことから、ジョーとジュリアナは出発を急ぐ。田上とウェゲナーは帝国の極秘情報が入ったマイクロフィルムを渡す策を練る。一方、フランクは日本に対する復讐をたくらんでいた。果たすべき任務を負っているジョー。しかしジュリアナへの気持ちが次第に強くなっていき、葛藤を抱える。一方、フランクは身を滅ぼしかねない計画を立てていて、エドが必死に止めようとする。スミスが行っていた捜査は、証人を失ったことで頓挫。皇太子の演説に乗じて、ある計画を実行するはずだった田上だが、事態は思わぬ展開となる。
■感想
ジュリアナとジョーは極秘のフィルムを守るために奔走する。このフィルムにどのような意味があるのか。フィルムの製作者である高い城の男の謎めいた具合はすさまじい。ナチスと日本が必死になって奪おうとするフィルム。
その影響でフランクは拷問され、家族が殺されてしまう。フランクがまったくの無実だとわかったのは、フランクの家族が殺されたあとだった。。。フランクの日本軍に対する怒りはピークに達している。親友が止めるのを聞かずに、日本の皇太子暗殺を画策するフランクはすさまじい。
ジョーとジュリアはナチスの賞金稼ぎに追われることになる。聖書をジュリアナに売った本屋は、指名手配されていたため、賞金稼ぎに殺されてしまう。この賞金稼ぎは殺した賞金首の指を集めるという異常な習性をもっている。
ジョーが実はナチスのスパイだということを観衆は知っている。そのことを賞金稼ぎに暴露し、ジュリアナを逃がそうとするジョー。ジュリアは交通事故に見せかけて追撃を逃れようとするのだが、この曲者である賞金稼ぎがすんなり諦めるとは思えない。
ラストの緊迫した場面は強烈だ。日本の皇太子が民衆の前で演説する。民衆の中には、拳銃を持ったフランクがいる。ここで皇太子はフランクに狙撃されるかと思いきや…。フランクは最後の最後に躊躇し引き金を引くことができなかったのだが…。
ここで皇太子は何者かに狙撃されてしまう。強烈なインパクトがあるのは間違いない。今でいうところのアメリカの大統領が日本で演説中に狙撃されるようなものだ。こうなると日本側は大騒ぎとなるだろう。
ここから日本に支配されたアメリカにどのような影響がでてくるのだろうか。。。
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