2026.3.9 思惑ありげな伏線まみれ【シナントロープ エピソード1,2】

評価:3
■ヒトコト感想
まだ何が起きているのかわからないが、あちこちに仕掛けがありそうなドラマだ。奇妙な群像劇と言うべき作品だろう。冒頭からハンバーガーショップの「シナントロープ」でアルバイトをする若者たちの店に目出し帽を被った強盗がやってくる。その前に、店の客としてオレンジの目出し帽を被った客がいるなど、ヘンテコな状況であることは間違いない。
鳥に異常に詳しい水町だとか、怪しげな組織のボスである「オリタ」の存在。そして主役と思わしき都成がトマトが嫌いだということを強調した描写など、絶対にこのあと何かにつながる伏線だというのはわかる。店の金を盗んだと思わしき謎の老人をインカアジサシと呼んだり、なんだかネット上で盛んに考察されそうなドラマだ。
■ストーリー
さえない大学生・都成(水上恒司)や気の強いトラブルメーカー水町(山田杏奈)ら8人の若者が働くバーガーショップに、ある日強盗が乱入して…バイト8 人は新入り・志沢の歓迎会へ。二次会のカラオケで盛り上がる中、都成(水上恒司)は気づかぬうちに昨日の強盗犯とすれ違っていた。
■感想
まだ序盤なので、様々な仕掛けについての答え合わせはできていない。ただ、この段階でも、明らかに何かありそうな伏線が多数はられているのがわかる。大学生やフリーターたちがバイトするシナントロープ。
そもそもこの店の名前は、「人間の生活圏に寄り添って繁栄する動物(ハト・カラス・ネズミなど)」であることから、店に寄り添って生活している何者かがカギとなるのだろう。バイトリーダーと美容師の専門学校の女性ができているのだが、その女性が何者かと通じており、シナントロープのバイトたちの写真を送っていたりもする。
強盗犯やそのボスであるオリタは早々と正体を見せているのだが、何が目的かはわからない。どうにも間抜けな犯人のような雰囲気はある。シナントロープのバイトたちと、カラオケボックスで実は出会っていたりオリタの電話を都成が拾ってしまったり…。
バイト内恋愛事情としては、都成は水町のことを好きであり、里見は田丸のことに興味があり、塚田は美容師の卵の室田と付き合っている。そこに新人バイトであり、寡黙すぎる存在の志沢が絡むことになる。なんだか複雑な人間関係だ。
特殊な群像劇であることは間違いない。1話だけ見ると、もしかしたらおしゃれな店で働く若者たちのおしゃれな恋愛模様を描いている作品と勘違いするかもしれない。恋愛模様はオマケでしなかく、どちらかというと、面白キャラやミステリーの部分がメインかもしれない。
なんらか意味ありげに小物がアップになる場面や、冒頭の強盗でのゴタゴタなどは面白い。特に強盗でもなく、ただの客でありながら常にオレンジの目出し帽を被る男は、何かしら後で重要な役割を担うのだろうか?
先が気になる作品であることは間違いない。
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