【特典】機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(4K ULTRA HD Blu-ray)【4K ULTRA HD】(L判イラストシート(4枚セット)) [ 小野賢章 ]
評価:3
■ヒトコト感想
2回目の視聴。新作を見るのでもう一度復習の意味で見た。5年前の作品とは思えないほどのクオリティだ。ギギのキャラクターの目的が分からない状態なのは前回見た時と変わらない。思っていたよりも人物紹介やギギ、ケネス、ハサウェイの関係性の紹介に時間をとっていると感じた。結末だけは知っているので、マフティーであるハサウェイが負けるのは悲しい。
ケネスのキャラ立ち具合は良いのだが、どうしてもハサウェイたちテロリストが勝つことを望んでしまう。戦闘描写については、最初に見た時よりも、暗闇の中でもしっかりと確認できた。ハサウェイとクスイーガンダムのすさまじさと、ペーネロペーとの戦闘の激しさ、さらには思ったよりもあっさりと決着がついていることに驚いた。
■ストーリー
第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)から12年。U.C.0105――。地球連邦政府の腐敗は地球の汚染を加速させ、強制的に民間人を宇宙へと連行する非人道的な政策「人狩り」も行っていた。そんな連邦政府高官を暗殺するという苛烈な行為で抵抗を開始したのが、反地球連邦政府運動「マフティー」だ。リーダーの名は「マフティー・ナビーユ・エリン」。その正体は、一年戦争も戦った連邦軍大佐ブライト・ノアの息子「ハサウェイ」であった。アムロ・レイとシャア・アズナブルの理念と理想、意志を宿した戦士として道を切り拓こうとするハサウェイだが、連邦軍大佐ケネス・スレッグと謎の美少女ギギ・アンダルシアとの出会いがその運命を大きく変えていく。
■感想
前回見た時と印象はかなり変わっている。かなりの時間をハサウェイやその周辺の紹介に充てていること。そして、モビルスーツの戦闘描写は当時よりも素晴らしく思えた。中盤の市街戦であっても、モビルスーツ同士の対決では、見逃されがちな人の存在がクローズアップされている。
モビルスーツが攻撃を受けて破壊された際の残骸は市街地では強力な凶器となり人に襲い掛かる。特にビームライフルやビームサーベルでモビルスーツが溶かされると、その溶けた鉄が地上に降り注ぐ。人にかかれば一発で死亡するような状況だ。
5年前の作品ではあるが、今見てもそのクオリティの高さはすさまじい。戦闘描写はいうまでもないのだが、日常生活の中でもクオリティの高さが垣間見える場面がある。地上全体を俯瞰して見る場面であっても、スムーズな画面の移動と緻密に描かれた風景がすさまじい。
CGとの融合なのだろうが、滑らかに動く場面が続いていく。ガンダム同士の対決の場面では、なぜあえて見えずらい夜を戦いの舞台にしたのかは、今見ると理解できる。海面に映るガンダムの描写など細かな趣向がこらされているのがわかる。
ガンダム同士の対決は、まだ顔見せ程度であるためにあっさりと終わる。パイロットたちのニュータイプぶりもそこまでアピールされていない。ただ、大量のミサイルを相手に放ち、それをどのようにして避けるのか。逃げ切れなかったペーネロペーは敗北することになる。
ミサイル描写についてもいちいちインパクトがすさまじい。爆発描写も、テレビアニメのガンダムシリーズと比べると、どのガンダムよりも映像的なインパクトがあるのは間違いない。
次作を見るのが楽しみだ。