サバイバルファミリー DVD [DVD]
評価:3
■ヒトコト感想
ごく普通の家庭の一場面から、次の日、だんだんと変化がやってくる。原因不明で電気が使えなくなると、都会に住む人々はどうなるのか?車や飛行機は多少なりとも電気を使うので、そうなると動かない。水も浄水場が動かないと供給できない。災害時の停電とはまた違った非日常がやってくる。あるひとつの家族はどのような決断をするのか。
面白おかしい展開が良い。早い段階で車で移動できないことがわかり、自転車が重宝するということがわかる。そして、現金は役に立たなくなる。ただの水が最初は500MLで千円だったのがどんどん高くなり、最後には食べ物との物々交換しか成立しなくなる。主人公家族は鹿児島の祖父の家に自転車で向かうことになるのだが…。
■ストーリー
いつもはスイッチ1つで点く電球はもちろん、パソコン、携帯電話、冷蔵庫、電車、ガス、水道、乾電池・・・私たちが通常当たり前に使っているものが、ある日突然使えなくなったら、いったい人はどうなるのか?何が起きるかわからない世界で1つの家族が繰り広げる究極のサバイバル! !
■感想
作中では電気が使えないことで、なぜか車も動かなくなっていた。その理由は不明だとしても…。結局は近代的な設備に頼らない生活をしようとすると、都会では生活できないということだ。冒頭では、家族はバラバラに食事をし、子供たちはマックを買ってきて食べたり、レンジでチンするパスタを食べたりもしている。
それが次の日起きると、時計も止まっており(電池も機能しないらしい)時間がわからず、電車も止まり、ビルに入るための自動ドアも開かない。パソコンも使えず仕事にならない状態となっている。
水と食料が必要となってくると、暴動のような状態となる。出所不明な噂で大阪は電気が使えるなんてことを信じて、人々は高速道路を歩いたりもする。主役家族はお互いギクシャクしながらも自転車で鹿児島を目指す。
何日も野宿したり、川の水を飲んでお腹を壊したりしながら、旅を続けるのだが…。田舎の農家と知り合いとなり、そこの手伝いをして、つかの間の人間らしい生活となる。そう考えると、電気がなくても田舎であれば普通に生活できるということだ。最終的には自給自足は強いということでもある。
ラストは無事に鹿児島について、祖父と共に電気のない生活になじんでいくのだが…。突如として電気が復旧し、普通の日常に戻ることになる。現代的な機器の生活が当たり前だった子供たちは、自給自足の生活は多少なりとも影響があったのだろう。
鹿児島の道中に旅慣れしたサイクリング家族がおり、サバイバルに強い生活力を示していた。キャンプを趣味としているような人たちであれば、もしかしたら電気のない生活にも慣れるのは早いのかもしれない。
サバイバル生活のドタバタ道中が最高だ。