白頭山大噴火


 2026.2.4    核爆弾で噴火を鎮めるという無茶なミッション【白頭山大噴火】


                     
白頭山大噴火 [ イ・ビョンホン ]
評価:3

■ヒトコト感想
中国と北朝鮮の間にある白頭山が大噴火し、それを止めるために奮闘する爆発物処理班たちの物語だ。冒頭からいきなり白頭山が大噴火するのだが、この映像がすさまじい。ビルが倒壊し、地面が割れてしまう。その後、白頭山にはまだマグマだまりがあるとわかり、再び噴火すると朝鮮半島のほとんどが壊滅してしまうという危機が迫っていた。。。

噴火を防ぐ方法がアクロバティックすぎる。北朝鮮にあるICBMを使って山の奥底に溜まっているマグマの壁を破壊し、そこでマグマの圧力を弱めて噴火させないという作戦のようだが…。北朝鮮の工作員であるジュンピョンを使って核爆弾を奪い取り、困難なミッションにあたるのだが…。スパイと共に行動するというのが本作のポイントだろう。

■ストーリー
北朝鮮と中国の国境地帯にそびえる白頭山で観測史上最大の噴火が発生。遠く離れたソウルもマグニチュード7.8の大地震の直撃を受け、無数の市民が大パニックに陥った。この未曾有の危機的事態に直面した韓国大統領府は、白頭山の地質に詳しいカン教授(マ・ドンソク)に協力を要請。朝鮮半島全土に甚大な被害を及ぼすであろうさらなる大噴火を食い止めるため、カン教授の研究理論に基づき、特殊チームを北朝鮮に送り込む極秘作戦が決行される。

はからずも朝鮮半島の命運を担う指揮官となった韓国軍爆発物処理班のチョ・インチャン大尉(ハ・ジョンウ)とそのチームは、協力者である北の工作員リ・ジュンピョン(イ・ビョンホン)と合流するが、彼らの行く手には想像を絶する苦難が待ち受け、恐るべき大噴火へのタイムリミットが刻一刻と迫ってくるのだった…。

■感想
主人公は爆発物処理班のインチャンということになるのだろう。臨月の妻を残しており、除隊するはずだったのだが…。超危険な任務の最前線に送られることになる。冒頭の噴火の場面がもしかしたら、本作のピークかもしれない。

巨大なビルの窓ガラスが割れ、道路の両脇の高いビルが倒壊し迫りくる。そして、地面は次々と地割れで穴が開き、そこに車やトラックが吸い込まれていく。臨月の妻のために車を走らせるインチャンだけが、なぜか道路の穴にはまらずに車を走らせることに成功している。

4回目の噴火が起きると朝鮮半島の半分が壊滅するという予測が立てられている。噴火を防ぐためには、マグマの圧力を減らすためにマグマだまりの近くで核爆弾を爆発させる必要がある。なんだか究極に無茶な作戦のような気がするのだが…。

強制収容所に入れられている北朝鮮の工作員を引き連れて北朝鮮に入り込む。目的は白頭山の噴火を止めることなので、北朝鮮にとっても利益のあることなのだが、それとは知らずに核爆弾を奪われまいと北朝鮮側が必死に抵抗する。困難なミッションに不確定要素の工作員が同行していることがトラブルの元となっている。

インチャンは臨月の妻がいるので死ぬわけにはいかない。ただ、命をかけて核の起爆装置を山の地下奥深くに設置しなければならない。工作員と騙し合いの中で、トラブルが起きているのだが、それでも偶然の要素がありながらインチョンと工作員は生き延びている。

巨大な核の起爆装置を抱えながら逃げまどい、そして車に乗せて移動する。激しいカーチェイスや銃撃戦。ラストはちょっと感動するような流れとなっているのは間違いない。

冒頭の迫力ある映像が、もう一度出てくることはない。



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