2025.8.26 猫好きのためのドキュメンタリー【猫と、とうさん】

amazonプライム
評価:3
■ヒトコト感想
猫を飼う人のドキュメンタリー。とりたてて、何か大きな出来事が起きるわけではない。猫好きの人々が、どのような日常を過ごしているのか。様々な職業の人が猫とどのように生活しているのかが、飼い主のインタビューと共に描かれている。印象的なのは、消防署にいついた猫だ。火事の通報が入った際に、署員たちは忙しく動き回る。そんな消防署内で小さな猫がウロチョロしていたら邪魔でしかない。
そのあたりは猫もしっかりわきまえているのだろう。出動の際には猫は邪魔にならない場所に逃げているようだ。犬に比べると猫は扱いずらい。だからこそ猫が好きになる人も多いのだろう。愛らしい表情とは裏腹な、自己中なところが良いのかもしれない。
■ストーリー
俳優として飛躍したいネイサン、ベイエリアでエンジニアとして働くジェフ、ニューヨークの路上で生活するデヴィッド、消防士のジョーダン…。様々な背景を持つ彼らの共通点は、家や職場で、ともに生活する猫たちをこよなく愛していること。前例のない試練となった2020年を共に過ごした猫と彼らの絆を、爽やかかつタイムリーに描く。
■感想
猫を飼う人々を描いたドキュメンタリー。犬と違って猫は気まぐれで自由だ。それが良いのかもしれないが。。。猫を連れて自然豊かな山道を歩く。猫がおとなしくリュックの中に納まっているシーンは妙にかわいらしい。
猫によっては暴れて言うことを聞かない猫もいるだろう。ホームレスが、猫だけが生きがいとなる。猫がいるからシェルターに行くことはできない。寒空の中、路上で寝るのは猫がいるから。猫と離れ離れになるなら、死んだ方がましという考え方なのだろう。
奇妙に二本足で立ちあがる猫がいる。両手を上に広げて万歳をする感じで二本足で立つ。その姿を動画にとってSNSにUPしたところバズったりもする。猫が立ち上がる画像が話題になると、それを使ってグッズを作ったりもする。さらには、猫が縁となり恋人ができたりもする。
猫好き同士であれば、確かに多少は最初のハードルは低くなるのだろう。例え飼っている猫同士の相性が悪いとしても、それを凌駕するような猫好き同士の相性の良さがあるのかもしれない。
人間を極度に嫌う生まれたばかりの子猫を保護するシーンがある。小さな体で牙をむきながら威嚇する。シャーという威嚇には怖さがなく、可愛さがある。そんな子猫をタオルでくるんで爪を立てないようにして大事に抱える。
小さな口にミルクを含ませた布を当てる。ほおっておけば死んでしまいそうなほど小さな子猫が立派に成長していく。本当に小さな子猫の時代は一瞬だということがわかる。数カ月ですぐに大きくなってしまう。子猫であっても噛まれたら痛そうだ。
猫好きのためのドキュメンタリーだ。
おしらせ
感想は下記メールアドレスへ
(*を@に変換)
pakusaou*yahoo.co.jp