クレイヴン・ザ・ハンター スペシャル・プライス【Blu-ray】 [ アーロン・テイラー=ジョンソン ]
評価:3
■ヒトコト感想
アフリカの地で青年時代に巨大なライオンに襲われたことで、ライオンの力と秘薬により百獣の王の力を手に入れたセルゲイ。のちにクレイヴンとして動物を密輸する裏社会の者たちをハントしていく人物となる。敵対組織側にも特殊能力を持つ者がいる。裏社会の密輸組織のボスはサイの力を手に入れ、体表がサイのように固くなったりもする。
そのほかにも謎の催眠術を使う男もクレイヴンを付け狙うことになる。クレイヴンの父親であるニコライは裏社会を牛耳っており、弟のディミトリも組織のためには犠牲にしてもしょうがないと思い込んでいる。クレイヴンだけが特殊能力を手にしているのかと思いきや…。ラストでは実はディミトリも特殊能力があるような描写で終わっている。
■ストーリー
若い時に母親を亡くし、裏社会を支配する冷酷な父親から「強き者が生き残る。力こそが全てだ。」という精神を叩きこまれて育った少年セルゲイ(クレイヴン)。ある日、父親と共に狩猟に出た際、突如現れた巨大なライオンに襲われ生死を彷徨う大怪我を負うが、ライオンの血がセルゲイの体内に入ったことで、<百獣の王>の力を持つ容赦なき“クレイヴン・ザ・ハンター”へと覚醒する。
<狩り>の対象は、金もうけのために罪無き動物を<狩る>人間たち。一度狙った“獲物”は確実に仕留めるまで、あらゆる手を使ってどこまででも執拗に追い続ける。次々と<狩り>を実行し、彼らを動かす大きな組織へと近づいていくが……立ちはだかるのは、全身が硬い皮膚に覆われた巨大な怪物<ライノ>。さらに、病弱な身体を持つ最愛の弟ディミトリが危険にさらされたことでクレイヴンは激昂。
やがて“裏の世界の殺戮者”と呼ばれる自らの父親と対峙することになる。怒りのままに<狩り>を繰り返し、次第に暴走していくクレイヴンだったが、弟からは「兄さんはただ、殺しを楽しんでるだけ。」と心無い言葉を受けてしまう。大義のための殺しか?快楽を求める殺戮か?激しくエスカレートしていく<狩り>が、行きつく先は──?
■感想
クレイヴンはセルゲイ時代に父親からスパルタ教育を受けていたのだが…。百獣の王の力を手に入れてからは、父親と反目し独自に行動してハンターとして密輸組織の壊滅を目指している。冒頭では、いきなり刑務所に入れられており、そこで刑務所内にいる元締めを殺害している。
クレイヴンにとっては、刑務所を脱出することはすぐにでもできることなのだろう。目的のためにあえて刑務所に入り、目的を達成後には、あっさりと外に出ている。序盤ではクレイヴンの特別感が描かれている。
動物たちを密輸している組織を根絶やしにするのがクレイヴンの目的だ。それはニコライの野望からは反することかもしれないが…。クレイヴンは動物たちと何らかの意思疎通がとれるのだろう。大量のバッファローの群れが向かってきたとしても、クレイヴンを避けて通ったりもする。
密輸組織のボスであるライノはサイの表皮を体にまといクレイヴンと対決する。謎の催眠術をかける男もクレイヴンを狙うのだが、何か特殊能力の統一性がないように感じられた。動物由来であれば、それで揃えた方が良いような…。
クレイヴンがライオンでライノはサイ、そしてディミトリはカメレオンなのだろう。このシリーズは動物の能力を使うキャラクターが登場してくるのかもしれない。父親との対立と、最後には弟であるディミトリとも対立している。
明らかにシリーズ化される流れだ。ライオンのような能力があるというのはわかりやすいが、サイの方が見た目のインパクトはある。単純に人間の見た目で身体能力がめちゃくちゃ高いというのだけでは、インパクトに乏しいかもしれない。
シリーズ化されたら見るのは確実だろう。