HALO DVD-BOX [ パブロ・シュレイバー ]
評価:3
■ヒトコト感想
人類と異星人コブナントの戦いを描いた作品。原作はFPSとして有名なゲームではあるが、やったことはない。どの程度、原作ゲームに準拠しているのかわからない。それでも、最強の兵士であるスパルタンが登場する場面はまさにゲーム的だ。強固なスーツを着た殺人兵士。異星人たちに襲われる反乱軍の者たちをスパルタンが倒す。特殊な武器とスーツなのだろう。異星人の攻撃をはじいたかと思うと、反乱軍の兵士の攻撃ではビクともしなかった異星人が、スパルタンの攻撃ではあっさりとやられてしまう。
惑星マドリガンのただひとりの生き残りであるクワンは、スパルタンであるジョンと共に逃げ出してしまう。地球の圧倒的な技術力と、ジョンの特殊な生い立ちがなんとなくわかってきた。
■ストーリー
2552年、惑星マドリガルの人々は地球からの独立を求めて戦っていた。しかし異星人同盟コヴナントの襲来により、すべてが変わる。ジョンはクワンを連れて旧友の元へ。そこで謎の物体についての秘密が次第に紐解かれていく。ハルゼイ博士はある計画を立てていた。
■感想
惑星マドリガンに突如現れる異星人のコヴナント。人類を虐殺し、謎の機器を手に入れようとするのだが…。そこにやってくるのは地球からやってきたスパルタンたちだ。地球からの独立を目指していたマドリガンの人々は、スパルタンたちと対立していたのが…。
スパルタンが瞬く間に異星人をせん滅してしまう。マドリガンの唯一の生き残りであるクワンを始末するように指令を受けたスパルタンのジョンは、命令を破りクワンを連れて逃亡してしまう。ジョンが謎の機器を触れたタイミングで体に変調をきたし、命令を背くようになったような感じだ。
序盤はまさにゲームの世界に入り込んだように、爬虫類的な異星人をロボットのようなスーツを着たスパルタンたちが圧倒する。強力な武器とスーツを着ることで強さを発揮する。ただ、最強の兵士は何らかの精神と肉体の改造をされているようではある。
若いころのジョンの描写では訓練から逃げ出す同僚がおり、それを阻止しようとするジョンの姿が描かれている。およそ人間らしくない冷酷非道な殺人兵士を想像したのだが、謎の機器によりジョンの心に変化がおとずれたのは確かだ。
逃げ出したジョンとクワン。地球の電子パルスにより宇宙船が制御不能になったのだが、ここでも謎の機器の力により宇宙船が動き出す。一方でコヴナント側にも人類のような存在がおり、謎の機器が実は兵器であり、なんらか解読の必要があるとわかる。
ここからどのような展開になるのだろうか。ジョンが兵器を何かしら解読するのか。他のスパルタンたちに尊敬されているジョンが地球の正規軍としてコヴナントと戦うようなっことがあるのだろうか。
先が気になる展開だ。