GOTHAM エピソード7,8


 2025.10.8    殺し屋ビクターが恐ろしすぎる【GOTHAM エピソード7,8】


                     
GOTHAM/ゴッサム ブルーレイ コンプリート・シリーズ [ ベン・マッケンジー ]
評価:3

■ヒトコト感想
ゴッサムシティ内でのマフィア同士の権力争い。マロニーとファルコンのライバル争いということになる。ペンギンが生きていることがわかりファルコンは激怒するのだが…。ペンギンを生かすか殺すかの綱引きの中で、ペンギンを見逃したゴードンもファルコン一味から狙われることになる。

それ以外には企業内であえて社員同士で戦いをさせて、その中で生き残った者を好待遇で雇うような流れとなる。捜査の過程で、ゴードンのくそ真面目な正義感が表現されている。捜査の支障になるほどのくそ真面目さが印象的だ。ペンギンはマロニーに入り込んだのには理由がある。実は裏でファルコンとつながっていたというのがあとで表現されていたのが強烈だ。

■ストーリー
ゴッサム・シティではマローニとファルコンによる勢力争いがますます激しくなり、彼らの暴力的な報復合戦もエスカレートし続けていた。そんな中でペンギンは、自分が持っている情報を小出しにし、巧みな策略を練りながら徐々にマフィアの内部へ入り込んでいく。そしてゴードンは“ペンギンを生かしておく”という過去に下した決断のため窮地に陥るのだった。ひどく殴られた男の死体が発見される。

死体の口の中からは噛み切られた親指が見つかる。現場に駆けつけたゴードンとブロックに、犯人の動機が一体何なのかという大きな疑問が湧き起こる。そして捜査を進めるうちに、思いもよらない犯人像と犯行現場が浮かび上がる。

■感想
前回のラストでペンギンが生きていたことが判明し大騒ぎとなる。ペンギンはマロニーに守られている状態ではある。マロニーとファルコンの権力争いの材料となっているペンギン。お互いのボス同士の交渉で、それなりに報復の応酬が1ターンづつ行われたあとで、ペンギンが大事な存在ということでマロニーはペンギンを守ることになる。

一方でゴードンは警察組織から守られることなく、ファルコンから刺客を送り込まれることになる。この刺客のビクターがサイコパス的な雰囲気を醸し出しており、ゴードンを恐怖に陥れることになる。

ビクターからの追い込みによりゴードンと恋人の関係はギクシャクすることになる。ゴードンとブロックが突如としてファルコンたちを逮捕しようとする流れがすさまじい。いくらなんでも無理筋と思われたところを強引に進めようとするゴードン。

その結果として、なぜかゴードンは見逃されることになる。くそ真面目なゴードンの行動の数々は、同僚の警察官たちから目の敵にされたりもする。ゴードンがファルコン一味に捕らえられた際に、だれも助けに行こうとしないというのは強烈だ。

ビクターの圧倒的存在感はすさまじい。ブルースは肉体的な強さを得ようとする。ひ弱なブルースの成長物語でもある。バットマンのキャラとして、ペンギンやキャットの存在は明らかとなっているが、まだジョーカーは登場しない。

ゴッサムシティで不可解な事件が起きた根本的な原因は、ウェイン夫妻がジョーカーに殺されたことにあると分析するゴードン。強烈なインパクトがある殺人者たちが登場してきたが、そろそろジョーカーが登場してもよいのではないだろうか。

主要キャラたちがそろいつつある。



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