ゴールデンカムイ 北海道刺青囚人争奪編 エピソード9


 2026.7.28    三つ巴の戦いが激しくなる【ゴールデンカムイ 北海道刺青囚人争奪編 エピソード9】


                     
ゴールデンカムイ -北海道刺青囚人争奪編ー DVD BOX [ 山崎賢人 ]
評価:3

■ヒトコト感想
杉元一派は白石奪還のために網走監獄の所長である犬童に化けた男を送り込むことになるのだが…。ここで鶴見中将がいない隙をついたと思いきや、そこには鯉登少尉がいた。薩摩弁をあやつり、犬童が偽物かを見抜こうとする。この鯉登少尉があきかなお笑いキャラなのが良い。次元流の使い手ではあるのだが、怒ると何を言っているのかわからない薩摩弁を早口で話す。

このシリーズ全般に言えることだが、男が男に恋をするような描写が続いていく。鯉登は鶴見中将に恋する乙女の表情をしている。鯉登を出し抜いてまんまと白石を連れ出した杉元たちは、気球のような乗り物に乗って、旭川を脱出するのだが…。ここからさらに強烈な流れが続いていくのだろう。

■ストーリー
アシリパを連れて帰る約束をフチとした谷垣。チカパシ(青木凰)とインカラマッと旅を進める中、超能力者として詐欺を強要されたインカラマッが危険に晒され…。杉元達は、第七師団に連行された白石を救うべく、旭川の本部へ潜入を試みる。潜入の秘策は、鈴川(山路和弘)が網走監獄典獄・犬童四郎助(北村一輝)に扮して聯隊長と面会するというもの。だが、鶴見中尉の忠臣・鯉登少尉(中川大志)が現れ、杉元達は最大の危機に。

■感想
複数のエピソードが交錯するこのシリーズ。まずは白石奪還作戦が描かれており、別のパートではこの時代に流行った千里眼の物語が描かれている。単純にインカラマの神秘性に説得力もたせるためだけのエピソードかもしれないが、ここで谷垣とインカラマが一緒に旅をすることになる。

強烈な個性を放っていた犬童があっさりと鯉登に正体を見破られて殺されているのだが、それは偽物だからということなのだろう。次のシリーズでは犬童が圧倒的な存在感を放つような雰囲気がある。

鯉登と鶴見中将とのコントのような流れがある。杉元一派と土方一派と比べると、鶴見中将側は、明らかに刺青人皮の取得数からして負けている。それでも圧倒的な戦力で、他二つの一派を凌駕している。さらには偽物の刺青人皮を作り上げ、本物との見分け方を知っている有利な部分がある。

土方たちが、いつの段階で杉元たちと対決するのか。いつの間にか尾形が杉元一派に入り込んでいるのは、意外な流れかもしれない。土方の冷酷さは今後のシリーズで描かれるのだろうか。。

三勢力のフルメンバーがそろい、ここから激しい争奪戦が繰り広げられる予兆を残して物語は終わっている。白石が杉元たちを裏切って土方一派についたかと思いきや…。実は白石は土方に偽物を渡しており、杉元たちからより信頼されることになる。

まだ、この段階ではだれが裏切り者かはわからないが、必ずその存在がアシリパに厄災を降り注ぐと予言されている。ゴールデンカムイらしいアイヌの生活様式や、北海道独特の風習などではないが、千里眼のエピソードは非常に興味深い内容だった。

次のシリーズ?か映画も必ず見るだろう。



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