デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション エピソード7,8


 2025.3.24     闇落ちした小学生の門出【デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション エピソード7,8】


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評価:3

■ヒトコト感想
門出とオンタンの小学生時代の描写が続く。この回想シーンがどこまで真実なのかは不明だ。門出は宇宙人から重力を操作するペンをもらう。このあたり、宇宙人がなんでも不思議道具を出してくれるドラえもんのような描かれ方をしている。門出はひとり暴走し、この世に害をなす者たちを殺害していく。

強烈なのはその場面を目撃された同級生とその仲間たちを脅す場面だ。ついには精神的におかしくなり、そこから門出が病んで屋上から飛び降りるような展開となる。。そこからすぐに高校生の時代に戻る。この小学生時代の描写にどのような意味があったのか。高校時代は門出だけでなく、同じ時代を生きる同級生たちの物語に焦点があてられたりもしている。

■ストーリー
小学生の門出は、困った人を助けるために「侵略者」の道具を使うことを決意する。夏の暑い最中、近所の開かずの踏切で足止めされている妊婦を助けようとしたところ、誤って列車の脱線事故を引き起こしてしまう。善意のつもりがかえって人を傷つけてしまったことにショックを受けた門出は、もう二度と失敗しないと決意し、夜な夜な犯罪者などの悪人を制裁するようになる。そんな中、学校でクラスメイトといがみ合いになり。

高校卒業が近づく中、出元亜衣はクラスメイトの門司谷に誘われてデートに行くことになる。二人は東京観光ツアーの中で8.31の爪痕を目の当たりにし、それぞれの暮らしを振り返る。亜衣は家庭の事情や自身の思いを門司谷に打ち明け、門司谷は亜衣に長年の想いを告白するが― そして門出と凰蘭たちは高校の卒業式を迎える。そんな平穏な日常の一方、吉祥寺での中型船の墜落現場を調査する自衛隊は「侵略者」に遭遇する。

■感想
前回から小学生時代の門出とオンタンが描かれている。宇宙人をオンタンと共にかくまう門出。いそべやんの中に宇宙人を入れ、それでいて、宇宙人が出してくれた秘密道具を使って、強烈なインパクトのある展開が描かれている。

秘密道具のあまりに強大な力に魅了されていく門出。闇落ちした状態の門出なのだが、そこからとんでもない行動にでる。電車を脱線させ、悪い政治家を暗殺したりもする。本当にこれが門出なのか?という驚きのまま、門出の悪事はすべてオンタンにバレてしまう。

小学生時代の回想が終わると、すぐに高校時代に戻る。強烈なインパクトのあるあの小学生時代の出来事とはいったい何だったのだろうか。何の説明もないまま、高校時代に戻り、個性的な友達との日常が描かれている。

一方で宇宙人の襲来により大騒ぎしている政府や自衛隊などをよそに、同級生が告白されてデートしたりなど、なんでもない日常が描かれている。いまだ宇宙人と門出たちとの関係が不明なまま、物語はすすんでいく。同級生のデートシーンはやけに印象に残っている。

自衛隊は本体からはぐれた宇宙人を軒並み排除しているような感じだ。まだ、宇宙人からの反撃を受けるシーンはないのだが、小学生時代の回想の中ででてきた門出たちが使った秘密道具のようなものがあるのなら、自衛隊などはあっという間にやられてしまうだろう。

門出たちは第一志望の大学には入れなかったが、高校を無事に卒業する。宇宙船が頭上に止まった状態の東京で、平穏な日常は続いていく。合間にはやけにハートウォーミングなシーンが登場したりするのがポイントだろう。

先が気になって仕方がない。



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