デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション エピソード13,14


 2025.4.27     別の時間軸から来たオンタン【デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション エピソード13,14】


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評価:3

■ヒトコト感想
侵略者を激しく攻撃する人間たちの描写が続く。そんな中で日本は滅びるといわれているのだが…。数エピソード前に門出とオンタンが小学生時代の描写があった。そこでは、侵略者に出会い、門出が闇落ちした結果最後には自殺するという描写があった。それについての説明が何もなく現代のパートに戻っていたので違和感を覚えていたのだが…。

その謎がやっと解けた。オンタンが別の時間軸からやってきており、過去の時間軸での辛い経験(門出の死)からリセットするために現代に来たということだ。なので、オンタンの突然のはじけっぷりは、新しい人生に後悔を残さないためなのだろう。ただ、その弊害として侵略者および母船により東京が滅びる可能性がある。。

■ストーリー
門出は渡良瀬に結局フラれることになった経緯を凰蘭と大葉に報告する。その一方で凰蘭と大葉の関係は段々と深まっていく。大葉は、偶然TVに映った侵略者の言葉を通じて母艦があと1ヶ月で崩落することを知る。さらに、小比類巻に襲われ瀕死になっていた別の侵略者から、母艦襲来の真相と、自分がその崩壊を止められる可能性があることを知ることになる。

そうしたことは露知らず、門出たちはオカルト研究会の夏合宿へ向かうのだった―ふたばはSHIPが計画している発砲事件について凰蘭に告白し、3Dプリントの銃を預けて合宿所を後にする。その夜、独りで部屋から出ていく凰蘭を見かけた大葉は、マコトと一緒にその後を追うが―。凰蘭は別の並行世界から自分たちが今いる時間軸にやってきたシフターだ、と言う大葉は侵略者の道具を使ってマコトと一緒に凰蘭の過去にアクセスする。そこでふたりは、凰蘭がなぜシフトをしようとすることになったのか、その真実を目の当たりにすることになる。

■感想
門出の青春は続く。大学生となり恋愛をしてサークル活動をし、合宿と称して海に泊まりで行ったりもする。一方で侵略者たちは次々と殺されていく。そして、国会に乗り込んだ侵略者は何事かを大声で叫ぶ。

明らかに侵略者は知的生命体ではあるが、それを殺す人間側にはまったく感情がなく処理しているようだ。大葉の身体の中に入り込んだ侵略者は、人間に対して怒りをつのらせるわけでもない。仲間を助けたりもするのだが、どこか達観したような雰囲気がある。

大葉が物語のカギとなる。オンタンの過去の記憶を読み、オンタンが実は別の時間軸から宇宙船を使って移動してきたと知る。そうなったとき、現在のオンタンはどうなるのか?なんて考えてはだめなのだろう。別の時間軸の記憶を保持したまま、やり直すことができる。

その弊害として、現代は破壊されようとしていたのだが…。ここから、真相を知るオンタンと大葉と、強く関係性のある門出が活躍して東京の滅亡を防ぐのだろうか?政府関係者にも別の時間軸からやってきた人物がいそうだ。

侵略者たちがその気になれば高度な技術で人間たちに対抗できるのだろう。あえてそれをしないのは…。エピソード1での門出たちがゲリラ的な活動をしていたパートにここからつながっていくのだろうか。大葉は侵略者の道具をもっており、透明になるマントを小比類巻に奪われたりもしている。

侵略者に対して異常な憎悪を向ける小比類巻が何かしら大事件を起こしそうだ。まだ何も知らないのんきな門出がすべての真相を知ることはあるのだろうか。

そろそろ結末に近づいている。



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