ブルータリスト


 2025.12.26    過酷な運命のユダヤ人【ブルータリスト】


                     
新品北米版Blu-ray!【ブルータリスト】The Brutalist [Blu-ray]!<エイドリアン・ブロディ>
評価:3

■ヒトコト感想
ホロコーストを生き延びたユダヤ人の物語。毎回のことだがユダヤ人の物語となると、エイドリアン・ブロディをよく見る。見た目的に典型的なユダヤ人だからなのだろうが…。アメリカに渡った建築家のラースローが実業家のハリソンに見いだされ、巨大な建物を設計し建築することになるのだが…。第二次世界大戦のホロコーストを生き延びたというだけでもすさまじい。

そのままアメリカに渡ったはよいが、仕事がないのは定番かもしれない。ラースローの妻や姪はまだヨーロッパから脱出できない。様々な困難を乗り越えるラースローだが、実はハリソンとの関係で衝撃的な秘密があった。設計士が自分の設計通りに作らせるのは、相当に難しいことだと思えた。

■ストーリー
戦後のヨーロッパを逃れたラースロー・トートは、アメリカで裕福な実業家に建築の才能を認められる。だが、影響力とレガシーは代償を伴った・・・。

■感想
アメリカに渡ったラースロー。設計士としての仕事が評価されず、肉体労働に従事して糊口をしのいでいた。ホームレスが臨時で宿泊する施設で寝泊まりし、配給の食事をもらうために並ぶ。本来なら有名な設計士であるラースローはアメリカでも評価されるべきなのだが…。

ユダヤ人ということが何かしら影響しているような描かれ方をしている。キリスト教徒からすると、ユダヤ人というのがどういう扱いなのかは、もしかしたら日本人にはわからない何かしらの確執のようなものがあるのかもしれない。

実業家のハリソンに見いだされ、巨大な図書館の設計に従事することになるラースロー。セレブたちの中で話題とされ、そして、ハリソンの知り合いの優秀な弁護士の手引きによりヨーロッパに残された妻と姪をアメリカに呼び寄せることに成功する。

このあたり、ホロコーストからユダヤ人を脱出させることがそう簡単にできるのだろうか。アメリカに来た妻は車いす状態となっている。かなり過酷な状況であることは間違いない。ユダヤ人の過酷な運命がうかがい知れる流れだ。

巨大な建物の建築について、ラースローのこだわりが全開する。ただ、コスト面を考えハリソンは別の設計士をサポートにあてるのだが…。コストを優先するのか、素晴らしい建築を優先するのか。建設中に列車事故が起きたことで、建設は中止となる。

最終的には建物は完成したのだが…。そこにどれだけラースローの思いが実現されているのかは不明だ。ラースローが実はハリソンから性的な虐待を受けていた。これが事実なのか、どうなのか。。。

非常に過酷な運命をたどったユダヤ人の物語だ。



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