2025.4.9 最新技術を駆使したスーツ【ボーダーランズ】

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評価:3
■ヒトコト感想
アメコミ原作か何かなのだろうか?まったく知らないキャラクターの新たな物語。賞金稼ぎのリリスが混沌として危険な惑星であるパンドラで行方不明の少女を探すことになる。宇宙をさまよう賞金稼ぎや謎のロボット、そして傭兵や風変わりな科学者など、スターウォーズを意識しているような感じだ。即席の寄せ集めヒーローたちがアトラスの行方不明の娘を探し出そうとする。
そもそも、アトラスの最新技術の数々が非常に興味深い。リリスに何か秘密があるという臭いがプンプンしていたのだが…。予想通り、娘に価値があったはずが、いつの間にかリリスが物語のカギを握る存在となる。ドタバタアクション+新鮮なSFという感じなのかもしれない。
■ストーリー
謎めいた過去をもつ悪名高い賞金稼ぎのリリスは、銀河系で最も混沌とした惑星にして自らの故郷“パンドラ”に戻ってくる。彼女の使命は、アトラスの行方不明の娘を見つけることだ。リリスは、傭兵ローランド、放浪の解体者タイニー・ティナ、ティナの守護者クリーグ、風変わりな科学博士タニス、そして、賢い(?)ロボット 、クラックトップと同盟を結成。即席の寄せ集めヒーロー・チームは娘の捜索、そして惑星パンドラに秘められた謎を明らかにすべく、危険な冒険へと旅立つ。
■感想
賞金稼ぎのリリス。世間にその名が轟いているのか、序盤ではリリスの素性が描かれている。リリスの評判を聞き依頼にやってきたのはとんでもない技術力と大金をもつアトラスだった。このアトラスがインパクトがある。
明らかにラスボス的な雰囲気を醸し出している。序盤でパンドラに行き、あっさりと目的の少女に出会う。ここからが物語の本番だ。少女を守る傭兵やリリスに付きまとう謎のロボットたちと共に少女を助けるために行動する。少女が可愛らしい兎のぬいぐるみを投げる。その兎のぬいぐるみが大爆発するのがすさまじい。
リリスにつきまとうロボットがお笑い担当だ。普通のロボットではない。リリスに関わる重要なカギとなる存在。それでいて、敵にさんざん攻撃されたとしても、壊れることなくリリスに付きまとっている。
小さな傭兵や肉体派の守護者、そしてマッドサイエンティストという個性豊かな仲間たちがアトラスの娘であるティナを守ために必死となる。リリスの最初の目的はティナの居場所をアトラスへ知らせることであったのだが…。いつの間にかティナを守る方向へと動いている。
原作を知らないので、独特な用語やボルトなど意味が解らない展開もある。それでも個性的なキャラたちが暴れまわり、ロボットとリリスの謎が解明してくると面白くなってくる。さらにはアトラスはボルトへの入口のためにティナを利用しようとしていたと判明するのだが…。
リリスはロボットの秘密を解明するとそこから覚醒する。リリスがすべてのカギを握る存在であり、アトラスとのラストの戦いが強烈だ。自分への攻撃をすべて自動で防ぐスーツなど、アトラスの科学技術のすさまじさが印象的だ。
原作を知っていればより楽しめるだろう。
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