2022.3.17 ヴァルキリー戦闘機で垂直発進【トップガンナー】
トップガンナー [ エリック・ロバーツ ]
評価:2.5
■ヒトコト感想
特殊な訓練を受けたパイロットたちの物語。冒頭で、いきなり特殊部隊がロシア人からウィルス兵器を奪い取る。その場面は強烈な緊迫感がある。ウィルス兵器を奪い取ると素早くその場から離脱する必要がある。ここで垂直で発進するヴァルキリー戦闘機が登場してくる。この描写がすさまじい。滑走路がない雪山のド真ん中で兵士を乗せると素早く浮かびあがり、空中で一瞬止まったあと、ものすごいスピードで移動する。
ロシア軍の追撃によりパイロットが負傷したため、不時着した訓練施設で新米パイロットたちが任務を引き継ぐことになる。新米たちが独自の能力を最大限に発揮し、ロシア軍と戦う。ロシアの戦闘ヘリもまたすさまじいインパクトがある。
■ストーリー
アメリカの空軍基地で、猛訓練を受けているマーカスたち4名のパイロット候補生。ある日彼らは、いきなりの実戦に直面することになる。基地に不時着したヴァルキリー戦闘機に、アメリカ情報部員が敵から奪ったウィルス兵器が載せられていたのだ。極秘兵器を奪回するため、ロシアの最新兵器Mi-20戦闘ヘリ部隊、SU-57ステルス戦闘機が襲来。まだ新米の訓練生パイロットたちは、この強大な敵に立ち向かい世界を救えるのか?
■感想
序盤の特殊部隊の動きはすさまじいインパクトがある。ウィルス兵器を秘密裏に奪い取るので、ロシアからするとテロ行為に見えてしまう。そこから、アメリカとロシアの小規模な戦争となる。ヴァルキリー戦闘機はすさまじいインパクトがある。
強烈な流れの中で、垂直で発進し垂直で着陸する。マーカスたち訓練生が突貫でヴァルキリーを操作することになる。極秘任務を新米パイロットのひとりが外部に漏らしたためにロシア軍に感づかれ攻撃されてしまう。
マーカスたち4人のうちひとりは脱落し修理担当となる。選ばれたエリートパイロットの中でもさらに選ばれた3人。技術的には問題ないが特殊部隊と共に戦闘することには慣れていない。ここで局地的に激しい戦闘が繰り広げられたりもする。
闘いに不慣れではあるため、ついていくのがやっとの状態だ。そこから、特殊部隊たちもロシア軍にやられてしまう。闘いのプロがいなくなった状態で訓練生たちだけでロシアの戦闘ヘリからの追撃をかいくぐらなければならない。
ラストのドッグファイトはすさまじいインパクトがある。ヴァルキリー戦闘機と互角に戦うロシアの戦闘ヘリもすさまじい。ヘリが戦闘機と同じスピードで移動するというのは、かなりのインパクトがある。結局はアメリカが正義という形となっている。
ウィルス兵器というのが、なんだかコロナを連想させるようで恐ろしい。数時間以内に研究所に持ち込まなければ、ウィルスは空気中に散布され世界中にウィルスがばらまかれてしまう。まさに、アメリカらしいミッションだ。
序盤のヴァルキリー戦闘機の描写はすさまじいインパクトがある。
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