トップガン マーベリック


 2024.5.6    トム・クルーズの人間離れした若々しさ【トップガン マーベリック】


                     
トップガン マーヴェリック [ トム・クルーズ ]
評価:3.5

■ヒトコト感想
元祖トップガンは見たことがない。それでも雰囲気はわかる。数十年を経て、トム・クルーズの変わらない具合に驚くしかない。作中では伝説のパイロット扱いされているマーベリックだが、見た目だけでいうと、現役パイロットたちと変わらない。困難なミッションをこなすため、パイロットたちを教育する役目となったトム・クルーズ。

型破りなマーベリックが、生徒たちに無茶な要求をする。明らかに若者たちよりもマーベリックの方が腕はある。ベテランパイロットであることを最大限アピールした作品だ。困難なミッションを達成し、ラストではもはや博物館に入るレベルの戦闘機に乗り戦いをする。戦闘機での激しい空中戦の描写はすさまじいインパクトがある。

■ストーリー
アメリカのエリート・パイロットチーム“トップガン”。しかし彼らは、ベスト・オブ・ザ・ベストのエースパイロット達をもってしても絶対不可能な任務に直面していた。任務成功のため、最後の切り札として白羽の矢を立てられたのは、伝説のパイロット“マーヴェリック”(トム・クルーズ)だった。記録的な成績を誇る、トップガン史上最高のパイロットでありながら、常識破りな性格と、組織に縛られない振る舞いから、一向に昇進せず、現役であり続けるマーヴェリック。なぜ彼は、トップガンに戻り、新世代トップガンと共にこのミッションに命を懸けるのか?

■感想
昔のトップガンは見ていない。ただ、見ていなくてもわかるように、かなり補完されている。相変わらずトム・クルーズの若々しさが際立っている。昔の仲間たちとの再会のシーンでは、明らかにトムだけ浮いている。

年代的には老齢な役をやってもよいはずだが、若者に負けないベテランの立場を貫いている。伝説のパイロットであるマーベリックと若手エリートパイロットたちとのやり取りがメインだ。トムの仲間の息子も登場し、因縁ある雰囲気を醸し出している。

無茶なミッションをマーベリックの指導の下に実行しようとする。結局は、マーベリックが一番運転技術に長けているので、マーベリックが隊長となり任務に挑む。狭い山の間を高速でF18戦闘機で移動する。地下の目標を撃破するという困難なミッションプラス、生きて脱出することも難しい。

山を乗り越え、目標を撃破し、また山を乗り越え脱出する。対空ミサイルが飛び交う中での危険な空中戦。この空中戦が本作のメインかもしれない。とてつもない迫力がある。

敵地に取り残されたマーベリック。そこから脱出するためには、敵地に残された過去の遺物に乗って脱出するしかない。まさかここでF14が登場するとは思わなかった。すさまじいのは、ロートル戦闘機に対して敵は最新の第五世代の戦闘機となる。

明らかな性能差がある。F14が放ったミサイルを敵機はアクロバティックな動きでよけてしまう。F14は必死にマーベリックのテクニックで逃げ続けている。この格差の対決にも勝利してしまうほど、マーベリックの腕はすさまじいということなのだろう。

戦闘機同士の空中戦はすさまじい迫力だ。



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