ザ・ウェーブ


 2023.6.3     時計でタイムスリップ【ザ・ウェーブ】


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評価:3

■ヒトコト感想
弁護士のフランクが謎の薬物を使用したことで、異様な状態となる。正直終盤まで何が起きているのかよくわからない作品だった。フランクは昇進のチャンスをうかがう弁護士。そこまで裕福ではなく月々の支払に四苦八苦している様が描かれている。大事な会議の前に同僚のジェフと祝杯をあげる。そこでジェフの知り合いの女性と飲むことになり、パーティで怪しげなドラッグに手を出してしまう。

その結果、フランクは突然よくわからない場所と時間にワープしてしまう。時計(スマホ)を叩きつけることで時間と場所を瞬間的に移動してしまう。ある意味タイムスリップのような感じなのかもしれない。過去に戻り未来を変えることもできるが、結局は運命から抗うことはできないということだ。

■ストーリー
保険会社で働く弁護士 フランクは昇進のチャンスをつかみ、同僚のジェフと祝杯をあげるため街に繰り出す。しかし幻覚ドラッグを摂取したことから、彼の見る世界が大きく変容し、異様な様相を呈していく。

■感想
よくわからない物語が進んでいく。とりあえずわかるのはフランクが弁護士で、そこまで良い給料をもらっているわけではない。そのため、奥さんと月々の支払でもめたりする。そんなフランクだが、昇進のチャンスがやってくる。

大事な会議で幹部たちの前でプレゼンする。絶対にミスできない会議の前に、同僚のジェフから前祝に祝杯をあげることになるのだが…。そこである女性と出会う。何か意味ありげな女性であり、ふたりで謎のドラッグをやったりするのだが…。その瞬間、フランクはどこかわからない別の場所に移動していた。

大事な会議に遅刻してしまうと焦るフランク。なんとか会議に間に合ってプレゼンするのだが…。そこでもおかしな現象となる。スマホや時計を叩きつけることでフランクは時間や場所を移動してしまう。ひょんなことから、フランクはトラブルに巻き込まれる。

ジェフや友達がマフィアに殺されそうになる。中盤までまったく意味がわからないが、結局はすべてフランクがタイムスリップして実行していたことだった。財布の金が空で預金口座も空。それは自分が必要な金を引き出すためにやったことだった。

後半になると怒涛の種明かしがある。フランクが自分で能力を理解し、スマホや時計を叩きつけることで時間と場所を移動できると理解する。第三者から見ると突然目の前にフランクが時計をもって現れている、というような感じかもしれない。

ジェフと友達を助けるために大金が必要。この数秒後にドアがノックされホームレスが大金をもってくると予言するのだが…。どれだけタイムスリップして過去を変えたとしても運命から抗うことはできない。最後は当初の予定通りになる、という流れだ。

この展開はかなり複雑だ。



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