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　2024.7.12 　　　　結論までのスピード感が良い【ザ・未確認スペシャル　証拠はそこにある！　エピソード1,2,3】

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評価：3

■ヒトコト感想
ひとつのエピソードが20分程度でありながら、そこに4つの検証が行われている。UFOと思われる映像や、未確認の生物の死骸や不気味な音など、多種多様な未確認映像に対する検証が行われている。全体として印象的なのは、画像検証ですばやくフェイク画像かを調べる場面だ。専門家が余計なうんちくなく素早く判断し結果を出している。

スピーディに展開していくので、次々と新しい検証がすすんでいくのが良い。UFOと思われる映像がいくつか登場するのだが、それらが鳥であったり、本当に未確認飛行物体であったりと結論づけている。謎の生物の死骸については、新種の生物か？という流れであったが、あっさりとチーターの死骸が島に流れついただけと結論づけている。

■ストーリー
UFO、巨大ザメ、古代人の囁きにマリア像の涙まで、世界中から集まった超常現象の映像・画像を徹底解析！それらは果たしてフェイクか真実か？

■感想
世の中にはSNSなどで話題になった不思議な映像は多数ある。それらについて分析しフェイクか検証するのが本作の売りだ。都市の夜空に突然浮かび上がる複数の光源。突然分裂したり不自然な動きをしたり。あっという間に消え去ってしまう。

ぱっと見はUFOの動きのように思えるのだが…。あっさりとフェイク動画だと結論づけている。動画の分析やカメラマンの声やカメラの動きの不自然さですべてを判断している。強烈なのはものすごいスピードで画面を横切る小さな点だ。これは最終的には鳥だという結論をつけられている。

ネス湖のネッシーがらみの映像は相変わらず登場してくる。湖から顔を出す巨大な生物。謎めいており衝撃的な画像ではあるのだが、それはあっさりとフェイクと結論づけている。ネス湖に細長い生物が浮かび上がったり沈んだりする生物の映像がある。

ネッシーではないか？という検証では、これもあっさりとウナギだと結論づけている。世の中の衝撃的な映像のほとんどはもしかしたらフェイクなのかもしれない。最近の技術により制度の高い動画や画像が作れるのだが、検証すればあっさりと見破ることは可能だ。

謎の電気の塊が線路上を動きながらビリビリと電流を放電している動画がある。強烈な映像ではあるが、放電する際の音が不自然に大きいことからフェイク動画だと見抜いている。森の中で突然何かが響く不自然な音が響き渡る。自然に発生する音ではない。

終末の音では？という疑問がある中で、結論としては正体不明とされている。音については海の中での巨大生物の声のような音もあるのだが、それらはほとんど検証はされたとしても、正体不明のまま結論づけている。

未確認映像が検証される展開がスピーディなのでよい。