ザ・ボーイズ シーズン4 エピソード7,8


 2024.11.26     ブッチャーとホームランダーは二人ともサイコパスだ【ザ・ボーイズ シーズン4 エピソード7,8】


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評価:3

■ヒトコト感想
シーズン4のラストは強烈なインパクトがある。セイジを追い出したホームランダーはさらに暴走していく。もはや誰も止めることができない。ニューマンが能力者であることをTVの生放送でばらし、強引に計画を進めようとする。ホームランダーとしては大統領が暗殺され、そのままニューマンが能力者として大統領になるのを見込んでいたのだが…。

逃げ出したニューマンがボーイズたちと合流した際に、あっさりとブッチャーに殺されてしまう。ブッチャーの変化ぶりはすさまじい。Vの効果で能力者になった際には、目からレーザーを出していたのだが…。今回は体から触手をだしてニューマンを引きちぎっている。だんだんと能力者としても人間離れしている。

■ストーリー
やあ、みんな!君たちのご近所さんや、伯父さんや、パパやママまでもがアメリカを壊そうとしているかもしれないって知ってたかい?「アベニューV クリスマス・スペシャル」を観て、彼らを止める方法を学ぼう!怪しいものを見たら通報を!集え、愛国者たち!この不正な選挙結果の認定を許してはいけない!ボブ・シンガーの反能力者計画を止めるのだ!戦いに備えよ!#我らがひとつになる場所にヴォートは行く

■感想
ホームランダーの暴走はピークに達している。大統領を暗殺したいヴォート側。守りたいボーイズ側。それぞれが対立し、ヴォート側からはあらゆる人物に変装できる能力者を派遣してくる。ボーイズ側はライアンを仲間にしてホームランダーを殺そうと考えている。

プランBとしては、能力者を殺せるウィルスを開発している。強烈なのは、Aトレインがホームランダーに対して謀反を起こしたことが明らかとなり、次々とホームランダーから人は離れていく部分だ。周りにはバカなYESマンしかいない。

ブッチャーの暴走とホームランダーの暴走は同じレベルかもしれない。ブッチャーはウィルス製造のために開発者の足を切断して周りからは死んだと思わせたりもする。自分本位のとんでもない行動の数々だ。ホームランダーは、間違った裏切り者をあっさりと殺害したり、セイジを追放してもする。

究極は仲間であるはずのニューマンが能力者であるとテレビの前で暴露してしまう。これにより、すぐさま大統領を暗殺しなければニューマンが処罰され、能力者に対する当たりが強くなってしまう。

ラストはとんでもない展開となる。ニューマンが死亡し、それにより大統領が逮捕されてしまう。すべてはセイジの計画どおりというのがすさまじい。能力者に好意的な議員が新たな大統領となりホームランダーに権限を与える。こうなると、セイジがすべての黒幕のように思えてしまう。

シーズン4のラストとしては、ボーイズのメンバーは大統領側からすべてが粛清されてしまう。シーズン5がラストなのだろうが、ホームランダーとの最終対決がまっているのだろう。

すさまじいシーズン4のラストだ。



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