2024.10.28 老いを恐れるホームランダー【ザ・ボーイズ シーズン4 エピソード1,2】
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評価:3
■ヒトコト感想
シーズン4となりライアンがホームランダーの異常さに気づき始めている。人をおもちゃ扱いし、たまに壊れることがあるが気にするなという。ライアンは仲間を自分の力で殺してしまったことに困惑しているが、ホームランダーはそのことが理解できない。そして、ホームランダーは自分の老いについて気にし始める。
ボーイズたちの目的もぼやけている。副大統領となったニューマンを殺すことが目的なのか、それともホームランダーなのか。ヴォート内部は混乱しており、世界一頭の良い人類であるセイジがホームランダーのアドバイザーとなる。ホームランダーを殺せる手段はなくなったはずだが、ここからボーイズたちはどのようにして逆転していくのだろうか。
■ストーリー
集え、愛国者たち。裁判所前でホームランダーの評決を待とう。もし“正義”を装う腐敗した司法制度で貶めようとするなら、思い知らせてやろう。グローバリストたちは食べ物に化学物質を混入させて人々をゲイにしようとしてるらしい。ダコタ・ボブは地獄からやってきた悪魔で、月はニセモノだって?彼らが隠そうとしている真実を知ろう。
■感想
ニューマンが副大統領となり権力を握る。CIAの配下として動いているボーイズは、ニューマン排除を命令されるのだが…。うまくいかない。ニューマンは能力者であり不死身の可能性もある。ホームランダーとニューマンというふたりのラスボスをどのようにして倒すのか。
ボーイズ内部ではシーズン3で一時的に能力者になってしまったブッチャーの死期が近づいている。余命半年ということで、半分自暴自棄になっているように見えた。ブッチャーの目的はライアンの解放だけにあるのだろう。
ボーイズたちの目的ははっきりしない。唯一のホームランダーを倒すチャンスがシーズン3のラストにあったのだが、ソルジャーボーイがいない今ではホームランダーを倒せる見込みはない。ただ、ここにきてライアンがホームランダーに違和感を持ち始めている。
こうなると、ホームランダーを倒せるのはライアンということになるのだろう。新たにホームランダーの側近として世界一頭のよいセイジが加わり、頭脳戦でマスコミや民衆を操作しながらのホームランダーの好感度を高める作戦がすすんでいく。
ボーイズ内部の不和。ヴォート内部ではホームランダーの周りにはバカなYESマンしかいなかったはずが、セイジが入ったことで一気にパワーアップしている。新たに強烈なヒーローが登場するか、もしくは、ボーイズ内部に追加の戦力が加わらない限り、ホームランダー側の有利は動かないだろう。
ホームランダーの老化がかなりポイントとなるのかもしれない。無敵のヒーローも老いには勝てない。となると、老いたヒーローを排除するのは若いニューヒーローであるライアンなのだろう。
いったんはシーズン4である程度の結末がつくのだろう。
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