ザ・ボーイズ シーズン1 DVD コンプリートBOX(初回生産限定) [ カール・アーバン ]
評価:3
■ヒトコト感想
まさかの展開だ。シーズン1のラストで衝撃の展開となる。ブッチャーたちの正体がホームランダーにばれた。ブッチャーたちは危険にさらされたとしても、ホームランダーを追い詰めることをやめない。ヒューイがスターライトに近づき、スターライトは自分がコンパウンドVによりヒーローになったと知る。ヒーローたちに変化が訪れる。特にホームランダーは変わっていく。
ブッチャーの積年の恨みをすべて受け入れてなお最後の展開となる。ブッチャーの今までのホームランナーに対する恨みは、すべて間違いだった。ブッチャーに引っ張られヒーローに復讐を誓った者たちはどのような感情なのだろうか。ブッチャーとホームランダーが仲間になるような展開があるのだろうか。
■ストーリー
用済みのスーパーヒーローは信じるな。ザ・ボーイズはこの教訓を思い知る。一方ホームランダーは自分の過去を掘り下げ、スターライトは愛を知る。オハイオ州サンダスキーで女の子にエラを触らせてと言われてもあなたは断るように。シーズン1のファイナル。疑問に答えがシメされ、ナゾが解決する!対立は深まっていく…
■感想
ホームランダーは自分たちを狙う組織を知る。ブッチャーたちの正体を調べ、ヒューイに行き着く。ヒューイと仲良くしていたスターライトを問い詰めたりと、敵対関係がはっきりしてくる。ブッチャーたちの組織はヒーローたちだけでなく、FBIにも狙われることになる。
ヒーロー側が自分たちの価値を高めるため、テロリスト側にも怪物を生み出し世間にアピールしていく。テロリストにヒーローのような力を持つ存在がいたとしたら、対抗できるのはヒーローしかいない。
ホームランダーは自分の過去を探り始める。ブッチャーの奥さんを妊娠させたホームランダー。その子供は流産したと思われていたのだが…。真実は別のところにあった。ラストで強烈なインパクトのある展開となる。
ヒーロー組織であるヴォードを支配していた女は、ホームランダーに裏切られ死ぬことになる。今まで秘密を隠していたから、ということなのだが、そこまでする必要があるのか?という印象だ。ブッチャーにしてもホームランダーのことを妻を殺した相手だと誤解していたことになる。
シーズン2に向けて、かなり強烈な流れが描かれている。ボーイズたちはどうなるのか。ブッチャーの奥さんが実は生きていてホームランダーとの子供を育てていた。ブッチャーからすると、今後は戦う理由がなくなることになる。
ホームランダーはどうなるのか。ヴォードの組織自体はヒーローを国防軍として活用することをあきらめていないのだろう。コンパウンドVのせいでテロリスト内部にヒーローと同じ能力をもつ怪物が存在することが判明したので、今後はそことの対決が描かれるのだろうか。。
シーズン2が楽しみで仕方がない。