ザ・ボーイズ エピソード5,6


 2024.8.28    コンパウンドVで作られたヒーローたち【ザ・ボーイズ エピソード5,6】


                     
ザ・ボーイズ シーズン1 DVD コンプリートBOX(初回生産限定) [ カール・アーバン ]
評価:3

■ヒトコト感想
ヒーローたちの本性が明らかになってくる。スターライトは自分の思いを公の場で暴露する。仲間から性的な虐待を受けてきたこと。そして、クリスチャンの堅苦しさからの脱却。それはスキャンダルなことだが、ヒーローの組織はそれすらも自分たちの利益になるように誘導する。

どんな状況でもマーケティング部門は世間に対して好感度があがるような仕組みを作ってしまう。ボーイズたちの内部も明らかとなる。ブッチャーがなぜヒーローにここまで怒りを示すかの理由がはっきりとする。そして、恐ろしい計画を知る。アメリカ中の病院にコンパウンドVを送り込み、特殊能力のある赤ちゃんを製造していた。ホームランダーも人工的に作られたヒーローだと判明する。

■ストーリー
ザ・ボーイズはスーパーヒーローとの戦いに役に立つ手がかりを追ってビリーブ・エキスポへと向かう。人殺しの赤ん坊が誕生するのか…

■感想
ヒーローとコンパウンドVの関係が明らかとなる。Aトレインだけが秘密を抱えているかと思いきや、実はホームランダーもすべてを知っていた。コンパウンドVにより薬物付けにされた女性はテロ組織に所属していた。

ストーリーとしては、テロ組織に特殊能力をもつ人物がいるので、相対する側にもヒーローが必要ということで、国防軍にヒーローを追加することを法律とするよう動き出す。ボーイズたちはコンパウンドVの証拠をCIAに提出したが、CIAすらもヒーロー組織に手をだすことを恐れている。

ボーイズたちの正体がホームランダーにばれ始めている。まず、仲間のひとりがAトレインに素性がばれて、コンパウンドVを調べていることを知られてしまう。そして、Aトレインとヒーローたちに追われることになるのだが…。

ここで薬物を投与された女が仲間となりヒーローと対決したりもする。ボーイズたちの立場は非常にあぶなっかしい。特にヒューイはスターライトに近づいたために、ホームランダーと顔見知りにもなってしまう。その後に、ボーイズたちの一味だとホームランダーに知られてしまう。

コンパウンドVの存在や、スターライトがヒーロー組織に違和感を覚えるなど、ボーイズ側に有利に働く展開となっている。ただ、ホームランダーにすべてを知られてしまっているので、ボーイズたちは危険にさらされている。

どう考えてもホームランダーには勝つことができない。なので、ボーイズは世間に対してヒーローの暗部を暴露し、裁判で公に決着をつけようとしている。コンパウンドVにより改造された赤ちゃんがホームランダーのように目からビームをだしたのには驚いた。

シーズン1が終わりに近づいている。



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