ザ・ボーイズ エピソード3,4


 2024.8.20    ヒーローを狙い続ける組織【ザ・ボーイズ エピソード3,4】


                     
ザ・ボーイズ シーズン1 DVD コンプリートBOX(初回生産限定) [ カール・アーバン ]
評価:3

■ヒトコト感想
ヒーローたちの内情が明らかとなってくる。特にホームランダーの特殊さが描かれている。圧倒的な力があるホームランダーだが、かなりドライだ。ハイジャックされた飛行機を助けに向かうが、飛行機が墜落するとわかると乗客たちを見殺しにして自分と仲間だけで逃げ出してしまう。ボーイズ側はすべてのヒーローを殺害することを目的としている。

Aトレインは能力をアップさせるドーピングの薬物を使用して、同じくヒーローであるショックウェーブとのスピード対決に勝利する。ドーピング薬物をある女に投与しヒーローのような特殊能力を得た狂気の少女が登場したりもする。ヒーローを狙う存在のことをホームランだーが理解したことから戦いが本格的にスタートするのだろう。

■ストーリー
「世界最速の男」を決める世紀の一戦に臨むAトレインとショックウェイブ。一方「ザ・ボーイズ」は結束を深めていく。ザ・ボーイズの特別なエピソード。度胸、ボーリング、ハイジャック、狂気と幽霊と謎めいた少女。ああ、さまざまな感情がもつれあう…。感傷的であり血なまぐさくもある。

■感想
ヒーローを国防の一部として使うよう議員へ圧力をかけるヒーロー側組織。対して議員側は国防はあくまでも軍隊による国防を考えていると答える議員。国民からのヒーローの待望論をだすために、よりヒーローの活動を活発化させていく。

ハイジャックされた旅客機を助けるためにホームランダーたちは向かうのだが…。世間の認識である正義のヒーローは、確かに旅客機のテロリストたちをあっさりと殲滅したのだが、飛行機が墜落するとわかると、あっさりと乗客を見捨てて逃げてしまう。

ボーイズ側は仲間を増やし、ヒーローの薬物スキャンダルを見つけ出そうと動き出す。Aトレインが薬物を使っていることを探りだし、薬物で改造された少女も存在していた。ヒーローを殺害することに成功したは良いが、ヒーローを殺害する組織が存在することをホームランダーに気づかれてしまう。

ボーイズのヒューイがスターライトと知り合いとなり、デートをしたりもする。ボーイズの面々は深くヒーローたちにかかわっていく。スターライトはセブンのメンバーではあるが、ヒーローの活動に違和感を覚え始めている。

ボーイズはヒーローのスキャンダルを世間に暴露しようとする。そのためには証拠である薬物を入手することと、薬物で強化された人間を捕まえることだ。ボーイズのリーダーであるブッチャーは何かしら過去にヒーローに対して恨みがあるのだろう。

ヒューイはAトレインに恋人を殺された恨みがある。ヒーローを殺害すると、それまでヒーローが活躍し悪を殲滅していたことまでもがなくなってしまう。本作の登場人物たちは極端な方向に流れるふしがある。ヒーローがすべて悪だとは限らないのだが…。

先が気になる作品だ。



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