シルバー夢の扉


 2024.6.4     夢が現実となるが、悪夢も…【シルバー夢の扉】


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評価:3

■ヒトコト感想
ひょんなことから夢の世界に入ることになった女子高生のリヴ。4人の男子たちに導かれ、危ない夢の世界へと入り込んでいく。ドイツからロンドンへ引っ越し、転校した先でまだ慣れないリヴが不思議な体験をする。夢の本に書かれている通りに儀式を行うと、どんな夢も現実のものとなる。生徒会長の選挙で勝ちたいだとか、恋人と親密になりたいだとか、バスケでプロになりたいだとか、高校生らしい夢を語る。

それらは現実になったかと思いきや、それと同時に悲惨な悪夢も現実となる。都合の良いことばかりではない、教訓じみた流れではあるのだが…。リヴの実現したい夢と、もし悪夢が現実となった場合、リヴは湖でおぼれる可能性がある。夢の本の呪いを無効にするために動き出すリヴたち。

■ストーリー
ロンドンへ引っ越してきたばかりの女子高校生リヴ。彼女は、何やらミステリアスな雰囲気を放つヘンリーら4人の男子に導かれて、魅惑的な夢の世界への扉を開くこととなる。そしてハロウィーンを目前に控えたとある夜、“どんな夢も現実となる”という儀式を執り行う5人の前に、思わぬ落とし穴が待ち受けるのであった。 原作はケルスティン・ギアによるベストセラー小説。

■感想
転校生のリヴは、複雑な家庭環境で過ごしている。父親が亡くなっており母親の知り合いである家族の元で生活する。相手は父子家庭で、再婚を前提とした生活なのだろう。リヴはひょんなことから夢の中に入り込んでしまう。

転校生であり、同じく夢の中の世界で出会った4人の男たちから注目を浴びることになる。夢の本により夢の世界に入り込む。リヴもその活動に巻き込まれることになる。どんな夢でも現実になる。まさに夢のような出来事ではあるのだが…。そううまいことばかりが続くわけがない。

高校生らしい夢が実現していくのだが…。夢の内容と悪夢の内容が比例するわけではないようだ。生徒会長の選挙で勝つことを夢とした男は、勝利の場で下半身を丸出しにされ、それがSNSに蔓延するという不幸だ。

バスケ選手はプロになるという夢が、手の骨折で消えてしまう。最もショッキングなのは恋人と親密になるという夢が、薬物接種で恋人が死んでしまうという強烈な悪夢となる。かなえたい夢とは別に、普段からその人物が見ていた悪夢が現実となる、という流れだ。

リヴの夢は死んだ父親と話をすること。そして、リヴの悪夢は…。氷の湖に落ちて溺れるという苦しい悪夢だ。他人の夢に入り込んだり、夢の本の呪いから抜け出すためにある儀式が必要であったり。眠ることで次の夢や他人の夢に入り込むというのが面白い。

夢の本の呪いを解くことで、そこから先は、都合の良い展開となっている。死んだ人間が次のタイミングでは何事もなく生き返っているというのは、まさにただの夢だったという流れなのだろう。

扉を開くと夢の世界というのが良い。



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