聖闘士星矢 The Begining


 2024.5.8    原作を無視した流れ【聖闘士星矢 The Begining】


                     
聖闘士星矢 The Beginning
評価:2

■ヒトコト感想
聖闘士星矢といえばジャンプ漫画として有名であり、過去に漫画やアニメは見たことがある。ハリウッドで実写映画化されたのだが…。原作の面白さがほぼ消えているのに驚いた。ブロンズ聖闘士として星矢が星座をモチーフとしたゴールド聖闘士たちと戦う物語のはずが…。

フェニックスがラスボスとして登場する程度で、ドラゴン紫龍やアンドロメダのシュンなど全く登場しない。この改変に原作ファンは納得しないだろう。面白くなっていればよいのだが、ありきたりなハリウッドアクション映画にクロスの要素を入れただけのような感じだ。唯一、シルバー聖闘士のマリアだけは、原作に近い形なのだが…。もしかしたら続編で仲間たちが登場するのかもしれないが、それまで待つことはできない。

■ストーリー
自らの身体に“小宇宙(コスモ)”という力が宿っていることを知らない若者、星矢。地下格闘技でその日暮らしをしながら生き別れた姉を捜していた彼は、ある日闘いの最中にその“小宇宙”を発したことで謎の集団から狙われることに。彼らは強い “小宇宙”の持ち主と、シエナと言う女性の命を狙っていた。ペガサスの星のもとに生まれた星矢の使命は“知恵”と“戦い”の女神アテナの生まれ変わりであるシエナを守り、世界を救うこと。自らの秘めた力に気づいた時、彼はこの世界を救う“聖闘士(セイント)”となる。

■感想
聖闘士星矢は漫画として有名だった。ゲーム化されたりと、キャラクタービジネスとしては優秀な部類に入るのだろうが…。実写版はさすがに原作を無視しすぎだ。星矢の生い立ち云々は置いておくとして、へんてこなハリウッド映画化されている。

星矢は自分が聖闘士という認識はなく、謎の小宇宙をもっているという設定だ。シルバー聖闘士のマリアの元で修業する場面だけは、唯一原作に近い感じかもしれない。本来なら組織から聖闘士として生き残るために、各地に送られた候補者のひとりでしかない星矢なのだが…。

聖闘士星矢の売りは個性豊かな仲間と敵キャラだろう。星座をモチーフとしたゴールド聖闘士が面白さのピークなのだが…。まず仲間が全く登場しない。唯一、フェニックスだけが良くわからない設定で最初から登場しておりラスボス扱いとなっている。

原作で人気であったドラゴン紫龍やアンドロメダ瞬などは全く登場しない。Beginningというタイトルがついていることから、続編でそのあたりが登場するのかと思うが、原作を無視した容姿なのだろう。このあたりは、邦画の方が原作へのリスペクトがある。

敵キャラもクロスを模した黒い鎧のようなものを着ているから強いという謎設定で星矢と戦う。明らかな雑魚キャラ要素が満載だ。原作を大きく変えており、それでいてつまらないとなると、どうにもならない。無理やりでも原作に沿った内容にした方が良いような気がした。

ターゲットがアメリカなのかもしれないが…。続編が作られたとしたら、どのような内容になるのか見てみたい。ここから仲間たちを登場させ、強い敵キャラとしてゴールド聖闘士が登場することになるのだろう。

とんでもない作品だ。



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