三体 エピソード25,26


 2024.11.23     三体世界からの返信メッセージ【三体 エピソード25,26】


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評価:3

■ヒトコト感想
前回から引き続き、三体からの具体的なメッセージの内容が描かれている。地球外生命体からの始めての返信メッセージは衝撃的なものだった。応答した瞬間に地球の座標が相手にばれて、そこから侵略が始まる。人類の危機に関しての始まりがメインだ。その前段として、ETOの本部に乗り込んだ史強たちは、激しい銃撃戦を行い、最終的には近接で史強は放射能に被爆してしまう。

放射能汚染で体がボロボロになった史強。そして、葉文潔が作戦センター側に逮捕されてしまう。過去の回想では葉文潔が自分の上司たちを殺害してしまう。このことで三体世界とコンタクトがとれたことが闇に葬られてしまう。衝撃的な三体世界のコンタクトから現代に続く。ここからがクライマックスにまっしぐらなのだろう。

■ストーリー
文潔は当直中、紅岸システムが受信した電波波形の異常に気づいた。本来、肉眼では判別しづらいが、ノイズの波形を熟知していた彼女は、それが知性によって変調されたものだと見抜く。電波の識別度はAAAAA。紅岸の送信したメッセージと同一言語が使用されていることを意味していた。地球外知的生命体が発信者だと確信した葉文潔は、ひそかに受信データの解読を行う。

そこには地球外文明からの驚くべきメッセージが込められていた。葉文潔が異星と交信したことに気づいた雷政治委員は、全てを黙秘するよう文潔に要求。地球外文明の第一発見者になりたいという彼の思惑を悟った文潔は表面上、これに同意するも、ある決意を固めていた。その日の午後、受信システム用のアース線に不具合が発生。

雷委員は原因究明と修理のため崖を下るが、文潔の想定に反し、夫の楊衛寧も同じロープを伝い、これに続いてしまう。今を逃せば二度と機会はない。そう考えた文潔は、一切の感情を断ち…

■感想
紅岸で受信した三体からの衝撃的なメッセージの詳細が語られる。地球外の知的生命体からの初めての反応。そして、応答した瞬間に侵略のターゲットとされてしまう。人類が滅亡する可能性のあることを葉文潔は行ってしまう。

すべての始まりはここからだ。過去の回想で強烈なの、三体世界から受信があったことを上司に知られたため、その上司を事故に見せかけて殺害する場面だ。人類が滅亡するかしないかの問題の前ではひとりふたりの人間の死なんてのはどうってことないという考えなのだろう。

現代ではETOとの闘いで史強が被ばくしてしまう。史強は現代の医療では治療不可能なほど強い放射能汚染を受けている。仲間が負傷しETOとの対決に緊迫感を表現したいのだろう。ETO側をとことん悪とすることでその後の政府側の容赦ない攻撃に正当性を示したいのかもしれない。

作戦センターに尋問を受ける葉文潔。本当のラスボスとしてはもしかしたらエヴァンスなのかもしれない。三体艦隊がどれくらい強烈なのかの表現はない。唯一、ナノブレードの研究が地球防衛に役立つという描かれ方をしている。

これから先は、三体世界の攻撃に対する防衛と、智子がどのような形で表現されるかが気になるところだ。ETOがどのようにして三体世界と連絡をとっているのか。智子の暗躍により地球の情報はすべて三体世界に筒抜けとなる。

そのあたりをどのように表現されるのか。強烈なインパクトはないのだが、これから興味深いエピソードが続いていくことになるのだろう。葉文潔がすべてを暴露したとしても、三体世界を排除することはできない。

クライマックスに近づいている。



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