2022.4.15 ひたすら続く暴力描写【雷神 RAIJIN】
雷神 RAIJIN
評価:3
■ヒトコト感想
セガールのアクション映画。相変わらずセガールのアクションがメインとなっているのだが、本作の特徴としては悪者たちをこれでもかとぶちのめすシーンがひたすら続いていくという部分だ。異常なサイコパスの存在を察知し、セガールが犯人を追いかける。悪を切り裂くというのがかなり強烈で、ひたすら相手をぶちのめす。
もはやセガールには格闘で勝てないとわかっていながら、それでも犯人は向かってくる。かなりの長時間相手をいたぶるシーンが続いていくのだが、犯人はそれほどボロボロではない。セガールが真犯人ではないかと一瞬疑われたりもするのだが、結局は圧倒的な力により犯人を制圧している。セガールの格闘を目立たたせるためだけの作品だ。
■ストーリー
正義の稲妻が、悪を切り裂く!セガール・アクション大作!この衝撃、まさにライジングセガール!!
■感想
悪に対してこれでもかと制裁を加えるセガール。刑事としての圧倒的な圧力はすさまじい。セガールとコンビを組む男が引くほどの暴れっぷりだ。冒頭では、いきなり犯人を追い詰め、その結果として犯人はアパートの上階から窓を割って落ちてしまう。
唖然とした表情で見上げるコンビの男が印象的だ。その後、FBIの女性捜査官がセガールを監視するためにやってくるのだが…。セガールは小娘扱いし、自分たちの捜査を続けていく。セガールの圧倒的な暴力が周りを黙らせている。
バーへ聞き込みに行った際には、暴れるチンピラたちを必要以上に痛めつけている。セガールの他作品にも同様な場面はあるのだが、本作は群を抜いて暴力描写が長い。悪人だというのはわかるのだが、ひたすら殴る蹴るの描写が続いていく。
もはや勝負はついたかと思われたタイミングでも、しつこく相手をぶちのめしている。セガールの重い打撃を受けても、そこまでダメージを受けない悪人たち。ひたすら殴る蹴るの場面が続いていくので、拒否感がわいてくる人もいるかもしれない。
セガールがなんらか問題行動を起こしているということで、FBIが調査にはいる。ここで、相棒の男ももしかして?という不安な表情となる。ただ、結局は冷静なセガールがひとりで黒幕を突き止め、最後にはいつものぶちのめす場面が続いていく。
FBIから疑われていた件も、あっさりと疑惑が晴れる。わかりやすい悪人の存在と、それを型破りな暴力刑事が逮捕するというありきたりなパターンではあるのだが、それがセガールというだけで特別感があるのがすばらしい。
暴力描写がひたすら続いていく。
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