2023.11.21 地球を狙う古代文明【プロメテウス】
プロメテウス
評価:3
■ヒトコト感想
リドリースコットがまさにエイリアンを思わせる作品を描く。アンドロイドが登場し、未知の惑星で未知の生物と出会う。映像のクオリティがエイリアン時代とは段違いなのですさまじい迫力がある。巨大企業が大金を投資し未知の惑星を目指す。未知の惑星内の遺跡内部は強烈なインパクトがある。
最新技術で自動で遺跡内部を探索し、そこで生命反応的なものを探しだす。エイリアンもそうだが、人間の身体を破壊する未知のウィルスが強烈だ。知的生命体が地球人を招待し、そこに向かうと強烈な罠があった。惑星が未知の文明の大量破壊兵器の保管庫というのは新しい。古代文明の描写や古代文明の宇宙船など、強烈なインパクトのあるビジュアルをしている。
■ストーリー
科学者エリザベスが、地球上の時代も場所も異なる複数の古代遺跡から共通のサインを発見した。それを知的生命体からの<招待状>と分析した彼女は、巨大企業ウェイランド社が出資した宇宙船プロメテウス号で地球を旅立つ。2年以上の航海を経て未知の惑星にたどり着いたエリザベスは、冷徹な女性監督官ヴィッカーズ、精巧なアンドロイドのデヴィッドらとともに砂漠の大地にそびえ立つ遺跡のような建造物の調査を開始する。やがて遺跡の奥に足を踏み入れたエリザベスは、地球上の科学の常識では計り知れない驚愕の真実を目の当たりにするのだった……。
■感想
未知の知的生命体の反応がある惑星へ向かう宇宙船内部。2年以上の宇宙の旅のための長い眠りから覚める。人間とうり二つのアンドロイドが登場するあたり、まさにエイリアンを彷彿とさせる流れだ。宇宙船内部は最新テクノロジーがちりばめられており、自動で手術する機器など最新設備の描写がすさまじい。
資産家が人間の起源を知るために大金をかけてこのプロジェクトをスタートした。老人の死ぬ間際の最後の道楽ではなく、別の目的があるのは明らかだ。
惑星内部はすさまじい雰囲気だ。古代文明の痕跡は残っている。ただ生命の反応はない。古代遺跡があり、その内部は明らかに文明が存在した痕跡がある。人間のような顔をした遺跡があり、謎のヘルメットのような遺跡を持ち帰り調べると、ヘルメットの内部には人間のような顔があり、そこに刺激を与えると顔の内部で何者かが動きだす。
冒頭に未知の文明の人間が謎の薬を飲み、体がウィルスに犯される描写がある。アンドロイドが何かしら密命を受けて動いているのがいかにも怪しい雰囲気だ。
最新技術での映像がすばらしい。未知の生物やエイリアンの存在。そして、対抗する人間たちの武器や動きの数々。古代文明は地球に未知の生物を送り込むために罠をはっていた。人間がやってきた瞬間に、古代文明の最後の生き残りが目を覚まし動きだす。
古代の遺跡がそのまんま宇宙船になるのはすさまじいインパクトがある。地球へ未知のウィルスとエイリアンを送りこむわけにはいかないので、宇宙船ごと突っ込んで古代遺跡の宇宙船を止めようとする。
シリーズとして続きそうなラストだ。
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