2024.7.29 ここにきて退屈な展開が続く【アウターレンジ 領域外 エピソード5,6】
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評価:2
■ヒトコト感想
引き続き、殺人事件の隠蔽の話がメインとなる。謎の穴については時間が物理的に見えるとかなんとか。穴について気づいている者が複数いるのはわかった。ただ、それだけで新たな穴の謎や、穴がらみのイベントが起きるわけではない。ロイヤルは穴の謎に迫るためにキャンプに来た女に近づいていく。
この女と女を送り込んだ組織は何かしら秘密を握っているような感じなのだが…。謎については小出しにすらされていない。ほぼ流れとしては殺人事件を保安官が捜査し、どうにかして逃げ切るためにロイヤル家族が右往左往する流れだ。ロイヤル家族がキリスト教に傾倒しており、母親が罪の意識からつぶされそうになっている。なんだかおもしろさが全く伝わってこない。
■ストーリー
土地と家族のために闘う牧場主が、ワイオミングの大地の端で不可解な謎を発見する。
■感想
この状態でシーズン2を見るのは辛いだろう。連続ドラマ形式であれば、エピソードの終わりに、次のエピソードへの繋ぎのための引きの強いイベントが起きるはずなのだが…。ほとんど何もなく平板なまま次のエピソードに進んでいる。
保安官がロイヤル家族の長男を逮捕するために逮捕状をとろうとする。ただ、穴の影響なのか、死体の死亡推定時刻が周りの証言と合わないために躊躇してしまう。ロイヤルたちは穴に死体を捨てたことで決定的な証拠とならずにすんでいるのだろう。
ロイヤルがどこまで穴を理解しているか不明だ。平穏な暮らしを壊されたということでキャンプの女に恨みをもってはいるのだろう。女のテントなどをすべて焼き捨ててしまう。ロイヤルたちは死体隠蔽の件をどのようにして隠し続けるかがすべてだ。
ロイヤルの妻はひとり顕啓なクリスチャンなので自己嫌悪の思いが強い。小さな町なので、周りは顔見知りばかり。一人異質なのは、殺された男の母親でありご近所さんの女だ。離婚して別の場所に住んでいるのだろうが、毛皮のコートを着てヘリでやってくるのはすさまじいインパクトがある。
エピソード6のラストでロイヤルの長男が自分のやった殺人を告発する文章を保安官に出したと暴露する。これにはロイヤルを含め、皆が怒り始める。家族総出で長男を守るために隠ぺい工作をしてきたのが、長男がすべてを暴露してしまうと、周りの者たちにも大きな被害が及ぶ。
これにより家族は大げんかとなるのだが…。孫であるエイミーがけがをする。全編通して何かが起きそうで何も起きない。突然登場した小熊の死体など、なんの意味があるのか説明がない。
見るのが苦痛になってきた。
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