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　2024.7.23 　　　　ここにきて急速に退屈になる【アウターレンジ　領域外　エピソード3,4】

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評価：2

■ヒトコト感想
だんだんとつまらなくなっている。必死に観衆の興味を引き付けようとするのだが、まったく響かない。牧場に突如として現れた謎の黒い穴。これまでは穴のミステリアス感があったのが、ただの殺人事件の隠ぺい物語となっている。ロイヤルたち家族に殺人の容疑がかかる。バーにいた者たちや、女の証言、そしてバックルについた血などから保安官は怪しむ目を向ける。

ただ、そのタイミングで穴に捨てたはずの死体が突然山の上に現れる。その死体をロイヤルの孫が見つけたことで事態は変化していく。穴に関する話はこのエピソードではほとんど出てこない。殺人容疑をどのようにして逃れるのか。他にも穴の秘密を知る者がいるような流れとなっている。

■ストーリー
土地と家族のために闘う牧場主が、ワイオミングの大地の端で不可解な謎を発見する。

■感想
今の段階ではかなり魅力が薄れている。穴の謎について深まるわけではない。ただ、突如として山が消えたり現れたりする現象が発生し、穴に捨てたはずの死体が山の上で見つかったりもする。それも、時間の経過を無視したような…。

5日も前に死んだはずの男の死体は、死後10時間くらいしかたっていない検死結果がでた。これによりロイヤル家族の容疑はどうなるのか。保安官がロイヤルの家族を怪しむことにはかわらない。いくつか嘘の証言をしてそれがバレただけにより怪しまれることになる。

このまま保安官との死体についてのやり取りが続いていくだけなのだろうか。ロイヤルのご近所さんが穴に気づいた流れがある。そして、ロイヤルたちから土地を奪おうとした理由はその穴にあると思われるのだが…。はっきりとは明言しない。

家族全員で死体隠蔽を行う。孫だけが純粋に保安官の質問に答える。ミステリーにしてはちょくちょく違和感を覚えてしまう。ロイヤルたちが外で買い物をしている弟に対して電話で連絡する場面もかなりずさんな流れだ。

このままだらだらと死体の隠蔽の話が続いていくのなら、シーズン2は見ないだろう。謎の穴を絡めた変化がなければつらい。穴が未来に通じているというのはなんとなくわかる。ただ、過去の生物も穴を通じて現代の世界に来ているのか？という片鱗もある。

山が消えたり現れたりするのは穴の影響なのだろうか。保安官の選挙があり、殺人事件の追及についてどのように逃れるのか。穴のミステリーにさらなる謎や新たな真実で強い引きを見せるしかない。

現時点では非常に退屈な作品だ。